ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー
Joe Strummer: The Future Is Unwritten
2007年/アイルランド・イギリス
監督:ジュリアン・テンプル
出演:ジム・ジャームッシュ、アンソニー・キーディス、ジョン・キューザック、ジョニー・デップ
<伝説のパンクバンド“ザ・クラッシュ”のフロントマン、ジョー・ストラマーの生涯に迫るドキュメンタリー。U2のボノをはじめとするミュージシャン、映画スター、映画監督、ザ・クラッシュの元メンバーらのインタビューと貴重な未発表映像で構成する。>(「キネマ旬報社」データベース)
パンクの代表選手と誰もが認められながらも、当のパンクに対して負い目や暗い過去を持っていた、天才でもスーパーマンでもなかったジョー・ストラマーの魂の道程を辿る音楽ドキュメンタリー。しかしクラッシュという、いろんな意味で騒々しいバンドを知らなくても充分伝わるであろう内容。ただしジュリアン・テンプルの演出は貴重な素材と豪華な証言者を山ほど詰め込んだ上に、かなり演出上のギミックを詰め込んでいる。特に前半。それが彼の作品って言えば作品なんだろうけれども、その辺りはドキュメンタリーとしては観辛い構成になっている。しかも、この手のドキュメンタリーとしてはわりと長尺。まあこれだけ素材があれば、とは思うが。
個人的には女優のカーラ・セイモアと最後に会った時に言ったという言葉が最高す。
もちろん原題の<The Future Is Unwritten>という言葉が、いかにも晩年の…というかパンク以前から死の直前までの彼の魂の変遷に象徴している。ただ<Unwritten>と言いつつ、結局、人間って原体験に戻ってきちゃうものなのかもね、とか。
本当にロックバンドの<フロントマン>の典型を体現した男だと思う。
Joe Strummer: The Future Is Unwritten
2007年/アイルランド・イギリス
監督:ジュリアン・テンプル
出演:ジム・ジャームッシュ、アンソニー・キーディス、ジョン・キューザック、ジョニー・デップ
<伝説のパンクバンド“ザ・クラッシュ”のフロントマン、ジョー・ストラマーの生涯に迫るドキュメンタリー。U2のボノをはじめとするミュージシャン、映画スター、映画監督、ザ・クラッシュの元メンバーらのインタビューと貴重な未発表映像で構成する。>(「キネマ旬報社」データベース)
パンクの代表選手と誰もが認められながらも、当のパンクに対して負い目や暗い過去を持っていた、天才でもスーパーマンでもなかったジョー・ストラマーの魂の道程を辿る音楽ドキュメンタリー。しかしクラッシュという、いろんな意味で騒々しいバンドを知らなくても充分伝わるであろう内容。ただしジュリアン・テンプルの演出は貴重な素材と豪華な証言者を山ほど詰め込んだ上に、かなり演出上のギミックを詰め込んでいる。特に前半。それが彼の作品って言えば作品なんだろうけれども、その辺りはドキュメンタリーとしては観辛い構成になっている。しかも、この手のドキュメンタリーとしてはわりと長尺。まあこれだけ素材があれば、とは思うが。
個人的には女優のカーラ・セイモアと最後に会った時に言ったという言葉が最高す。
もちろん原題の<The Future Is Unwritten>という言葉が、いかにも晩年の…というかパンク以前から死の直前までの彼の魂の変遷に象徴している。ただ<Unwritten>と言いつつ、結局、人間って原体験に戻ってきちゃうものなのかもね、とか。
本当にロックバンドの<フロントマン>の典型を体現した男だと思う。
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