徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

タム君取材

2005-04-16 17:50:13 | LB中洲通信2004~2010
午前中、高田馬場でテープライターさんに博多取材のテープを手渡し、事務所を経由して青山のSundriesで原画展を催しているタイ人漫画家、クリエーターのウィスット・ポンニミット君を取材。現在、神戸に在住し、漫画家、イラストレーターとしてだけでなく、音楽制作、アニメーション、PV制作と多岐に渡って活躍中。
とてもチャーミングないい男。

博多取材(5月15日)岸川さん、松本さん

2005-04-16 17:36:04 | LB中洲通信2004~2010
博多取材2日目は、チューリップ、海援隊、甲斐バンド、めんたいロック勢など福岡の音楽シーンを育ててきた元ラジオディレクターの岸川均さん。さらに急遽、福岡航空宇宙協会の松本成一さん、森實泰介さんに取材をお願いして話を聞く。

大濠公園前にある松本さんの事務所を出て、平和台球場跡地へ。今更ながらすごい場所にあったものである。あまりにもだだっ広い公園のまったりした空気に、東京へ帰るのが面倒になる……というわけにはいかないので、『龍熱大全』の進行確認、今回のLB取材のテープライター手配、電話連絡諸々。
今回の取材であまりにも疲れ切った湯川君は、推定5歳くらい年老いていた。もう口数は少なく、目も剥いていなかった。

PANTAの名曲『マラッカ』を口ずさみながら、東京へ戻る。
嗚呼、もう一泊したかった……。

博多取材(5月14日)黒田さん

2005-04-16 17:32:07 | LB中洲通信2004~2010
約半年振りに1泊2日の博多取材。この時点で決定している取材は2件。しかしこれで済むわけがない、済ますわけにはいかんのじゃ、ということを飛行機内で、今回同行してくれたカメラマン湯川君に長々と説明。
昼に福岡に到着、かろのうろんで腹ごしらえして(結局また行っちゃったよ……)、今日は春吉のイル・パラッツオで黒田征太郎さんと藤堂編集長の対談。取材の段取りを組んでいただいたグレパパ福岡事務所の中村さんに挨拶。こちらはテーマを振るだけで、ふたりは(おそらく)“いつも”の調子で語り続ける。それにしても黒征さんはやはりパワフルで、エネルギッシュで、話し始めて10分もしたら、最初に挨拶した時とは違う、会う前に想像していた「黒征節」で2時間以上聞かせていただいた。原稿チェックについても「あーチェックはいいから、わからないことあったら電話頂戴」ということでアーティスティックな漢っぷり。最高である。
今回一転二転した6月号特集も黒征さんで決定。

午後7時、翌日の取材用の資料を藤堂編集長へ届けるためにリンドバーグへ。さらに取材の段取り確認と追加取材のお願いで藤堂さんを待っていたつもりが、生、ターキーロック、ターキーロック、ターキーロック、ターキーロック、ターキーロック、ターキーロック……で、1ヶ月ぶりに本格的に飲んでしまった。しかも途中、球界復権が事実上決定したドーベルの池永正明さんに急遽コメント取材。この流れには普段でも目を剥きがちなカメラマン湯川君も、さらに目が剥けてたですよ。機内で説明したのに。
ちなみに湯川君が関わっている大道芸人脈で動きがありそう。レッズサポの皆さん、アフターレッズでは今後面白いものが見られるかもしれないです。
結局、カウンター内のおねーさん方に「ソフトバンクもいいけど、アビスパ応援しろ」と言い続けて、ラストまでお邪魔してしまった(く、5時間以上……)。

さらに流れで店の方と熊楠家でニラチャーシュー。普段、あまりラーメンは食べないのだけれど、ニラでさらに驚くほど旨くなっていた。これオススメ。午前3時終了~。

第5節 浦和戦

2005-04-14 01:41:54 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
平日、雨の駒場でレッズ戦。

「今日は、プレッシャーをいかに楽しむのかということを試合前に話しました。浦和もうちも勝てない中で、うちはアウェイでの試合ということで、さらにプレッシャーがかかる。その中でいかにサッカーを楽しむのかということを話しました。とはいえ、試合は死闘でしたし、点数的には1-1になりました。内容的には気持ちのこもった試合でした。」J's GOAL

健太の「死闘」の言葉通り、しびれるような緊張感のあるゲームだった(もちろん清水にとって)。ゴール線上でのクリアは1度や2度ではなく、7割方圧し込まれるという、見方によってはつまらないゲームでもあったわけだが、ディフェンスラインのみならず中盤の守備意識も極めて高く(これを他クラブはベタ引きという……)、浦和の危険な仕掛けにも安定した守備をキープし続けた。ということでマゾヒスティックにしびれた。もっと攻めてー攻めてー……というわけ。駒場というシチュエーションもまた最高。
当然のことながら、惜しむらくは再三山田に突かれていた左サイドをエメに使われ、集中力が途切れたところを長谷部に飛び込まれた同点シーン。前半残り数分というシチュエーションだっただけに「ベタ引き」に拘ってもよかったかも。また浦和も90分間“あの”調子で攻め続けられるわけもないのだから、速攻に拘るばかりに“即奪”され、安易に危険な場面も招いたのもいただけない。今日ばかりはテウッ、キミのことだ(左サイドが入れ食い状態になったのも、そのせいと言えなくもない)。

が、しかし。ゲーム後、ギドが前回のように理不尽な言い訳をしなかったのは賢明。言葉責めは嫌よ♪ 長谷部君は相変らず若いが。

2日後に味スタで行われるFC東京VS浦和戦はJ屈指の“雰囲気”対決なので是非観たかったが、取材が入っているので今回はパス。お時間のある方は是非観てもらいたい。そこではサッカーというものがピッチ上だけのものではないことが実感できることだろう。現時点で、Jリーグでそれが実現できているのはレッズのホームゲームと、このカードだけ。今日の時点ではまだチケットはある模様(ホントかよ)。

#21 男性教諭(40)

2005-04-14 00:31:14 | 暴言・失言・珍言備忘録
「子どもたちのことを思って話したが、不適切だった」男性教諭(40)

生徒思いの教諭の贈る言葉…「不妊は性病のせい」
兵庫県南あわじ市の市立小学校(3月末に廃校)の男性教諭(40)が、今年の卒業生11人に贈る言葉を収録、配布した文集と記念DVDに「国賊に踊らされるな」「不妊の原因は性病のせい」などと記述、発言していたことが13日、分かった。(中略)教諭は文集で「日本人は踊らされやすい民族。世の中の国賊に踊らされるな」と書き、DVDでは「不妊女性の5人のうち4人は性病患者。不特定多数の男性と関係をもたないよう」などと発言した。zakzak

不妊に悩む女性のことは何とも思ってないようで。
てかこの40歳教師の方がうっかり踊らされまくってると思うのだが。

ものまね

2005-04-12 01:44:21 | LB中洲通信2004~2010
LB連載で、六本木の「ものまねエンターテイメントハウスSTAR」のオーナーの南さん取材。
同店のホームページを引用。
<日本で唯一!!桑田佳祐本人公認のそっくりさん『ケイスケ』
ミスターチルドレン桜井和寿のそっくりさん『桜井としかず』
とうとう見つけたこの声の持ち主!!小田和正のそっくりさん『オフコース小田』
パワフルなヴォーカルで聞かせる、期待のニューフェイス!!『鮎』
ギター・ハーモニカ生演奏……長渕剛の歌まねパフォーマー『英二』
B’zの稲葉の声そっくり!?ニューフェイス『陽介』
六本木の夜を多彩に彩るエンターテイメントショー!!
子供から大人まで楽しめるステージです!!>
ということで誰もがどこかで見たことのある“フェイク”なタレントさんたちが所属し、毎夜ステージに登場するという同店。そういや以前『くりいむナントカ』(テレ朝)の長渕ファン王決定戦に出てた英二さんは最高に笑えた。

で、南さん語録。
「フェイクの方が作りやすい」
「お客さんは簡単なきっかけで来なくなる(だから手抜きせず細心の注意を払う)」
「(丁寧な仕事をするために)店はわざわざ汚れが目立ちやすい作りにしている(手を抜くとすぐわかるから)」
ナドナド。詳しくは6月号で。

帰りに青山ブックセンターに寄る。するとケータイに電話。
「名刺入れを拾ったんですが」とわざわざご丁寧に拾ってくれた人(テレ朝の人)から電話が来た。
向かいのビルにいる者ですが……昨今の個人情報のこともありますので云々。
急いでABCの向かいのビルに走り受け取る。いい人だ。東京砂漠にオアシスを見たw

いずみ・たくシンガーズ「青春の旅路」、松野こうき「あやまち」、ost「007/Dr.No」「007/Goldfinger」「007/Diamonds are forever」「007/Thunderball」購入。

今日の地震

2005-04-12 01:35:19 | 素日記
今日の地震。
爆睡してたのでぼーっとしか覚えてないが、「あー揺れてる揺れてる……長いなァ……スヤスヤ」ということでそのまま寝てしまっていたのだが、よく考えてみればデカい地震ならばそのまんま本棚が倒れてきて潰される可能性もある、まして今住んでいるアパートはかなり古いものだから、建物自体が崩れる可能性もある。
震度5(この辺は震度3)なら起きたのかといえば自信はない。

こうやって災害時のおっちょこちょいな死者というのは生まれるのだな。ムー。

しかしgooブログの運営は大丈夫なのか、普通アウトじゃないのか、この状態。

スマグラー

2005-04-07 02:44:39 | Sports/Football
LB今月号で反応がちょっとあったので書いとく。スポーツパブ スマグラー、浦和ファンならば行っとくべきだろう。サッカーファンでも行くべきだろう。居心地はいいと思う。ベルギービールもウマー。原稿にも書いたけれども、スタジアム以外のフットボール的環境が整いつつある浦和という街がうらやましくもある。
しかしそんな諸々で浦和ファンになるかどうかは別である。
ココロは揺れ動いても(吉沢さんの話にはかなりの部分で共鳴するが)、カラダが許さないのよ♪

準備完了

2005-04-06 21:48:16 | Works
『映画秘宝』Tさんにお願いしていた画像を受け取りに神保町へ。そのままツースリー経由で知野さんの写真を受け取る。自宅へ戻り、倉田保昭さん(倉田プロモーション)と日野康一さんに連絡を取り写真掲載の了承を得る(倉田さん連絡待ち)。TさんのMOがMACフォーマットだったことが判明し、ぴあで初校の残りを受け取り、再びツースリーへ。ウインドウズで見られるようにCD-ROMに落としてもらいながら、打ち合わせ諸々。自宅へ戻るとアスキーから転載許可のFAX。

これで準備、ほぼ完了。週末から来週にかけて『龍熱大全』もいよいよジャバール戦。

功夫

2005-04-05 02:55:50 | Works
現在、香港クンフー映画評論家の知野二郎さんの2冊目になる評論集を制作中。前作『香港功夫映画激闘史』(洋泉社)が香港クンフー映画正史であるならば、こちらは雑誌等に掲載した評論に、膨大な書下ろしを加えた、知野さんの香港クンフー映画個人史。ようやく昨日の朝すべての原稿を入稿し終わり、知野さんからのあとがきもいただき、最後の闘いに突入中(気分はジャバール戦)。
一点突破全面展開でどこから読んでも大丈夫な構成(これはオレを苦しめた……自業自得だが)になっているので、あまりクンフー映画に詳しくなくても楽しめると思う。カバーデザインもイラストも最高になる模様ス。4月末発売予定。

ということで、その合間に橋本信二さんのCDライナー制作作業も同時並行していたのでこれまでまったく更新する力が残っていなかったりしたのだ……(ホントに編集地獄になると何も書けなくなってしまう)。

マガジンハウスのKさんから書籍を送っていただいた。『「エロイカより愛をこめて」の作り方』(青池保子)、『聴くだけで恋人ができるCDブック』(ジョイ石井)、『聴くだけでやせるCDブック』(ジョイ石井)、『シェイクスピアの英語で学ぶ ここ一番の決めゼリフ』(中野春夫)。
まだ読めないが、どれもKさんらしい本である。お元気だろうか。

ブログ

2005-04-05 02:36:27 | LB中洲通信2004~2010
ブログで紹介するのも何なのだが、LB5月号はネットとブログ特集。東京編集室にも到着した模様なので、定期購読者の皆様には間もなく届くと思われます。これより随時都内書店にも並びます。また、いざまんさん、吉沢康一さん、田邊伸明さん取材ご協力ありがとうございました。
てことでまたサッカー特集みたいになっちゃったが……。

次の号がまた難航中。うぎゃー。