落合で鈴木邦男さん取材。
撮影中、鈴木さんのホームページでも紹介されていた赤川次郎の『日の丸あげて』の話をすると「そうそう、昔はボクも無理やり(日の丸を)上げさせる方だったんだけどね」と笑う。鈴木さんを紹介していただいた講談社のOさんから「今の鈴木さんはすごくイイよ~」といわれていた。昔から話せるニューライトとして有名だった鈴木さんも、今や筑摩書房や講談社といった「中立」な版元から著作を発表できるようになったことを素直に喜ぶ。想像以上にご自身の置かれている立場を自覚されているようで、やはり看板背負ってイデオロギーに生きるのは、他人には窺い知れない苦悩もあるのだ。
毎回話題を呼んだ『SPA!』の連載「夕刻のコペルニクス」からもう10年経つ。
今年に入って奥崎謙三も見沢知簾も亡くなってしまった。そして鈴木邦男は生き残り、いまも語り続けている。
Oさんの言う「すごくイイ」が少しだけわかったような気がする。
LB12月号掲載予定。
撮影中、鈴木さんのホームページでも紹介されていた赤川次郎の『日の丸あげて』の話をすると「そうそう、昔はボクも無理やり(日の丸を)上げさせる方だったんだけどね」と笑う。鈴木さんを紹介していただいた講談社のOさんから「今の鈴木さんはすごくイイよ~」といわれていた。昔から話せるニューライトとして有名だった鈴木さんも、今や筑摩書房や講談社といった「中立」な版元から著作を発表できるようになったことを素直に喜ぶ。想像以上にご自身の置かれている立場を自覚されているようで、やはり看板背負ってイデオロギーに生きるのは、他人には窺い知れない苦悩もあるのだ。
毎回話題を呼んだ『SPA!』の連載「夕刻のコペルニクス」からもう10年経つ。
今年に入って奥崎謙三も見沢知簾も亡くなってしまった。そして鈴木邦男は生き残り、いまも語り続けている。
Oさんの言う「すごくイイ」が少しだけわかったような気がする。
LB12月号掲載予定。