徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

サムタイム/鈴木道子ライブ

2005-12-17 16:04:00 | Music
中洲通信2006年2月号の作業終了。これで年内は見通しついた。

吉祥寺・サムタイム鈴木道子さんの取材。
THE PUREのライブでは以前からうろちょろしていたので存在はわかっていただけていたと思うけれども、改めてご挨拶するのは初めてだ(それまで道子さんからはずっと怪訝そうな目で見られていたのは知っていた)。この人も吉祥寺のジャニスですな。2006年3月号掲載予定。とりあえずボトル1本。
この日のメンバーは福田重男p、小杉敏b、江藤良人dsと、個人的にはかなりお久しぶりな顔ぶれ。店内もかなり混み合い良い感じ。道子さんも3セットを熱唱。しかし取材も入れてしまったので「今日は疲れた」と一言。ごめんなさい。が、「あなたはバカの匂いがする」と褒め言葉を頂く。やったー。
ライブ後、お久しぶりの福田さんのスタジオ盤を購入。サイン貰えば良かった……。

福田重男『inner views』、山口百恵『COSMOS 宇宙』『不死鳥伝説』、『les enfants2』(バッパーズの『the court of the crimson king』収録)、ROLLER COASTER『that's nothing new』購入。

#41 非国民(14)

2005-12-17 14:49:04 | 暴言・失言・珍言備忘録
「戦争の悲惨さなどを教えるためで、問題はない」福岡県志免町立志免中学校校長

<福岡県志免町の町立志免中学校(結城慎一郎校長)で社会科の男性教諭(48)が、授業で「臨時召集令状」を全2年生218人に配って戦争参加の意思を聞き、「いかない」と回答した女子生徒に「非国民」と書いて返却していたことが分かった。結城校長は「戦争の悲惨さなどを教えるためで、問題はない」と話している。

 町教委の説明によると教諭は10月27、31日に「第二次世界大戦とアジア」の授業をした。教諭は副教材に掲載されている「臨時召集令状」をコピーし、裏面に戦争に「いく」「いかない」の、どちらかを丸で囲ませ、その理由を記入させた。(中略)「いかない」と回答した女子生徒の一人が、理由に「戦いたくないし死にたくないから。あと人を殺したくないから」と書いた。これに対し、教諭は赤ボールペンで「×」印を付け「非国民」と書き入れて返した。(中略)町教委は、非国民と書いたことについて「確認できず分からない」という。そのうえで授業の狙いを(1)召集令状の持つ意味を理解させる(2)生徒の歴史認識を把握する――としており「決して思想信条を調べるものではない」と説明している。>
毎日新聞 12月17日付

問題は2点、「戦争の悲惨さなどを教えるため」ならば「『×』印を付け『非国民』と書き入れて」返却する必要はまったくない。また「生徒の歴史認識を把握する」と言うが、むしろ安易に「非国民」などと子供に言ってしまう大人の「歴史認識」こそ把握すべきじゃないのか。
子供に「歴史認識」などないだろう。それは、これから“自分で”作っていくものなのだから。
子供にそんな認識しか教えられない教師しかいないのだったら、オレも「非国民」でも結構。「非国民」な生徒はみんな学校から逃げちゃえ。

日程終了

2005-12-10 17:35:53 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
早朝、ワールドカップ本大会組み合わせ抽選会。ドイツ、ブラジルは神の手ですか。日本も悪くない組み合わせだが、悪くないだけに決勝トーナメントに進めなければ意味がない。

第85回天皇杯全日本サッカー選手権5回戦。清水、広島に快勝の模様。次の準々決勝は丸亀で磐田とのダービー。

そして今日、今年のリーグの日程が終わった。
西野朗率いるガンバが優勝した年に柏が為す術もなく降格したのは因縁か。それにしても今日の柏は無残の一言。スカパーの中継で解説者は言った。
「これはもうね、柏のチームがどうこうよりも、柏のサポーターに失礼ですよ」

大木監督、おめでとう。大木さんは清水でもこんなチーム作りがしたかったんだね。
甲府のスポンサーをしているエスパルス・ドリームプラザがどうすんのかは不明だが。

仕事の見通しがつかないので、今晩のクラスカは断念。来年のロフトまで我慢か。

河童

2005-12-09 03:54:52 | Works
つくばエキスプレスに乗って南流山取材。
初めて乗車するつくばエキスプレスは……通勤電車だった。とは言え、あの速さはやはり魅力だろう。最近あまり電車に乗っていなかったオレは気がつかなかったが、同行の入江によると「電車の揺れが少ない」とのこと。
今回の取材、南流山ならカエル公園だ、トーテムポールだとポイントは調べてきたのだけれどもどうにも絞りきれずに、とりあえず江戸川の土手へ向かう。メインカットの撮影。カメラマンの湯川君と入江は土手の“危険物”に接触。多くは語るまい。撮影中、ラジコン飛行機が飛んでいたり、老夫婦が仲良く散歩していたりと、いい感じでまったりとした雰囲気。
しかし、何か物足りない。
やはり流山なら新撰組かと平和台駅周辺を歩き回って、“新撰組”ロードを確認。記念碑に置かれている来訪ノートを読み、未だ衰えぬ新撰組人気に触れ、取材陣も一気に盛り上がる。記念撮影ボートからも顔を出す。
近藤勇、最後の陣屋跡があったという酒蔵(酒屋さん)のおばちゃんたちは、オレたちのことを熱心な新撰組ファンだと思ったことだろう。これで何とかまとまりそう。

画像は江戸川の土手下にあった用水路の「注意板」。
河童じゃないよ、悪魔だよ。

ウルトラ

2005-12-08 02:31:23 | 素日記
ということで、12月7日の最後はやはり……
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

さすがに2枚組の総集編では少ないかと思ったが、ところどころに細かい修整が入っているようで(要するに顔を出せない人……教育関係、格闘技関係の方など……)それはそれで苦労が偲ばれる。それにしてもエンディング曲だったスージークアトロ『ワイルド・ワン』や定番だった『炎のファイター』が使用できないのはともかく、番組テーマ曲までも微妙にアレンジされているのは何故なんだろうか。本家ウルトラクイズから使用許可が出なかったのか? 何か気持ち悪いぞ。
ひとまずスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

タカハシレーシングさんからご丁寧にお礼の電話を頂く。高橋社長を始め、松っちゃん、ダンカンさんが語る『お笑いウルトラクイズ』をまとめた1月号発売中

引き続き

2005-12-08 02:05:59 | LB中洲通信2004~2010
昨日に引き続き、VOJAと日本のゴスペルについて取材。新高輪プリンスホテルでACSレコーズのプロデューサーであり、VOJAのプロデューサー的存在の那須雅之さんにお話を伺う。90年代後半に起こった日本のゴスペルブームの中心にいた亀淵友香さんとVOJAについて。

形が見えてきた。

リンゴの木

2005-12-08 01:10:48 | Works
電話で確認して、昨日に引き続き小石川植物園へニュートンのリンゴの木を観に行く。なぜか正門前の米田商店で入園券を購入して、入場。このへんのシステムはよくわからない。今度訊いてみよう。
巨大なヒマラヤスギの近くで、件のリンゴの木発見。ニュートン、ニュートン言っているが、その隣には「遺伝学の起訴を築いた」メンデルのブドウの木もある。さらにイロハモミジの並木の先には日本科学界の歴史的発見であるイチョウの精子の木。さすが東京大学大学院理学系研究科付属植物園(小石川植物園の正式名称)。
それはそれでアカデミズム的に感慨深かったりするのだろうが、とにかく広く、平日の夕方なので人もおらず、ベンチは至る所にある。日向ぼっこには最適ですな。450円の植物園案内を買って一日過ごせます(研究施設なので学生も歩いてるけどね)。330円。
『ゲーテの木』という本があるけれども、木の下にいるといろいろと思索しますな。世界各国の科学関連施設にあるというニュートンのリンゴの木も、メンデルのブドウの木もそういう意味なんだろう。それは公園にある名もない木も同じこと。

家に帰ると、明川哲也さんから新刊『ブーの国』(文藝春秋)が届いていた。久々に日記(思索ダイエット)を読んだら、物凄い計画を発表しているが……『ブーの国』は未読なのでまた改めて。石川英輔『大江戸番付事情』(講談社文庫)購入。

#40 世界の松井(31)

2005-12-07 21:40:38 | 暴言・失言・珍言備忘録
「よっぽどのものでもない限りもってくる必要はないよ」松井秀喜(31)

<「趣味はAV」と公言するように、松井は世の独身男性たちと変わらない日常生活を送ってきた。だが、最近の松井の挙動はどこかミョー。これまで差し入れを拒否することなどなかったAVを「オレももう31歳だよ。この年になって、いつまでも頼ってばかりもいられないから」などと言って返却することもあれば「よっぽどのものでもない限りもってくる必要はないよ」などと信じられない発言をするのだ。まさに異例の動き。(中略)松井は来るべき日に備え“危険物”を何とかしなければ…と思ったと推測できる。(中略)もちろん一般の男性と同じように続けるためにはあの手この手で隠すしかない。量が量だけに大掛かりな作業になるだろうが――。>(東京スポーツ 12月8日付より)

東スポの溝口記者によると、松井が身辺整理をしているそうだ。大物の身辺整理と言えばもっとアンタッチャブルなものが出てきそうなものだが、ニューヨーカーになっても松井のそれはAVだったらしい。
それにしても松井の言う「よっぽどのもの」とは何なのか? それなら受け取るのか? 気になる~♪

そして松井が迫られている、さらに厳しい選択。しかし紙面の扱いを見る限り、東スポにとってはワールド・ベースボール・クラシックよりもAVの方が厳しい選択だと言う事なのだろう。さすが大衆の新聞。

~の季節

2005-12-07 01:18:21 | LB中洲通信2004~2010
市ヶ谷にあるVOJAコーラスアカデミーでゴスペルを歌う女性たちを取材。VOJAとは亀淵友香さん率いるThe Voices of Japanの略称。例えば、紅白歌合戦で和田アキ子のバックコーラスを務めていたりした、あの大集団(クワイヤ)である。
コーラスアカデミーでは亀淵さんが校長を務め、VOJAのメンバー等、プロのヴォーカリストが講師となり、多くの女性(もちろん男性も)がレッスンを受けている。今回、季節が季節なだけに、お忙しい亀淵さんにインタビューすることは適わなかったが、それならゴスペルを歌おうとしている“普通の”女性たちについてにレポートでどうかとお願いし、今回はスクール取材。VOJAのリーダー的存在で、この日、講師を務めていたジャズヴォーカリストの倉地恵子さんにもお話を伺い、ゴスペルが日本人女性の何に響いたのか考える。
黒人霊歌(Spirituals)に始まり、ブラックミュージックの源流となったゴスペルを日本人が歌うことに抵抗がある人もいるだろうけれども、亀渕友香 & The Voices of Japanはそんな状況の中、十数年以上に渡って、あまり“ジーザス”とは謳い上げない「日本のゴスペル」を築き、歌い続けている。
LB2006年2月号掲載予定。

いろいろ

2005-12-07 00:34:59 | Works
TBSから小石川植物園へ向かい、ニュートンの木(万有引力の法則を発見するきっかけになったと伝えられるリンゴの木の枝を接木したもの)を見にいく……つもりだったのだが、白山駅で降りて外壁をぐる~っと一周してようやく入場門らしきものを見つけたところ、休園日。しかも月・火・水! との表記。おっかしいなあ、と思いつつ、がっくりしながら、すぐ家に戻って取材テープのダビングと原稿(家で確認したところ、やはり休園日は月曜。一体オレはどの入り口で間違えたのか。明日もう一回行く)

ネットで購入した『i'm a bad,bad girl seven sozen dusky divas 1939-1953』『campeao! s-pulse』が到着。一聴したところ、物凄く一勝一敗な気分。誰かまともなエスパルスCD作ってくれ。

ダビング終了と同時にテープライターのYさんに手渡すために高田馬場へ。さらに予約していたセルティック“俊輔”マフラーを受け取りに水道橋。さらに……。

孤高の人

2005-12-06 23:57:55 | LB中洲通信2004~2010
片桐はいりさん取材。
はなまる出演後のインタビューということで10時にTBSの控え室へ向かう。もはやファーストインパクトが薄れたと、笑われなくなったことを淋しがる孤高の人。やっぱり、はいりさん、かっこいいわ~。来年春には映画『かもめ食堂』の公開に併せて初の単行本も刊行されるそうで、これは楽しみ。
LB2006年2月号掲載予定。

おおくぼさん

2005-12-05 19:37:24 | LB中洲通信2004~2010
千駄ヶ谷のPLUS TENでおおくぼひさこさん取材。

数年前、某誌で仲井戸chabo麗市さんとのご夫婦対談をお願いして以来、何とか名前は覚えて頂いていたようで、今回の取材も快諾(嘘)して頂いた。普段は写真で語る方なので、かなり無理を言ってお話ししていただいたが、少女時代のビートルズ武道館公演から現在に至る、女流カメラマンの第一人者おおくぼひさこさんのバイオグラフィ的なインタビューになったと思う。おおくぼさんがカメラを担当し、イラストレーター時代の橋本治氏がデザインしまくったというエレック盤再発も近いのでいいタイミングだったかも。

お会いするのは一昨年の鎌倉芸術館以来だが、まとまったお話ができたのは初めてなので、個人的にも非常に嬉しい時間だった。RCサクセションと橋本治とおおくぼさんは、永遠のアイドルで、to be a Rock and not to Rollな人たちなのである(そこからオーティスやPANTAさん、宝島を知るのだった)。ということで画像は、古井戸『四季の詩』のジャケ裏。大御所の名前が並ぶ。
LB2006年2月号掲載予定。

1月号完成

2005-12-05 18:50:07 | LB中洲通信2004~2010
LB2006年1月号「リアクション芸の行方」到着。
エラソーに「行方」なんて書いちゃってますが、要するに90年代のリアクション芸人ブームの極北、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』DVD BOX化記念&『進め!電波少年』DVD化祈念企画なのであります。松村邦洋さん、ダンカンさん、タカハシレーシング・高橋社長、㈱バップのYさん、関係者の皆様、そして今月「男の花道」にご登場いただいた横田達之さん、ありがとうございました。只今、猛烈発送中。
間もなく書店にも並ぶ……と思われます。もちろん編集部でも常時通販受付中!

もしやと思いレコード屋にいってみたが、さすがにまだ店頭には出ていない模様。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』DVD BOX、12月7日リリース。

おめでとうございます~/Jリーグ2005シーズン最終節の行方

2005-12-03 18:05:57 | Sports/Football
                首位  2位 3位 4位 5位
前半3分/C大阪先制   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
前半4分/浦和先制    C大阪 浦和 G大 鹿島 千葉
前半7分/鹿島先制    C大阪 浦和 鹿島 G大 千葉
前半12分/G大阪先制   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
前半13分/浦和追加点   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
前半20分/F東京同点   G大阪 浦和 鹿島 C大 千葉
前半37分/川崎同点    浦和  鹿島 C大 G大 千葉
前半44分/鹿島追加点   浦和  鹿島 C大 G大 千葉

後半3分/C大阪勝ち越し C大阪 浦和 鹿島 G大 千葉
後半8分/鹿島追加点   C大阪 浦和 鹿島 G大 千葉
後半11分/G大阪勝ち越し C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半15分/浦和追加点   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半17分/川崎同点    C大阪 浦和 鹿島 G大 千葉
後半34分/G大阪勝ち越し C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半34分/鹿島追加点   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半35分/浦和追加点   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半36分/名古屋先制   C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半44分/G大阪追加点  C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半44分/千葉同点    C大阪 G大 浦和 鹿島 千葉
後半44分/F東京同点   G大阪 浦和 鹿島 C大 千葉
後半44分/千葉逆転    G大阪 浦和 鹿島 千葉 C大

こっちも逆転だったそうで。虚しい……。

最終節

2005-12-03 09:04:18 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
筑波大学のMF藤本に続いて、早稲田大学のFW矢島の来季加入が内定した清水。昨年もかなりのものだったが、今年もさらにこれまでにない大型新人が加わることになった。
ということは、クラブを離れる選手もいる。

いい訳なんかじゃあの夢は 騙せやしない
どうにも真面目なその心 みじめになるばかり
そんなお前と夢見てる 優しいあの娘
ソウサ~ ソンナ~夜に負けるな友よ 夢よ叫べ
お前がやらなきゃあの夢は 二度と瞬かぬ
ソウサ~ ソンナ~夢に負けるな友よ 夢よ叫べ
(遠藤賢司『夢よ叫べ』

『スクールウォーズ』一挙放送(TBSチャンネルで毎週土曜午前4時から5話放送)を観ている途中、少々つきあいのあった“仲間”からのメールに気付いた。メールを返信したあと、エンケンの『夢よ叫べ』が急に聴きたくなった。

今日は広島戦。キレイに勝ってリーグ戦を終わって欲しいものだ(優勝争いとは関係ない、中継からも無視されているカードだけれども)。