徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

テープ

2008-09-05 03:26:50 | Works
水曜日は日帰りで帰京。

ナカス次号のアポを取りつつ、事務所で発送作業をしてから、高田馬場の自由国民社へテープの返却。そしてまた新たに第2弾のテープを受け取る。

34歳/ナビスコカップ準決勝第1戦ガンバ大阪戦

2008-09-05 01:08:39 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「ガンバよりシュート数が多かった試合というのはあんま記憶にないと思うんで(苦笑)」
Sの極み 9月3日付)

水曜日。日本平でナビスコカップ準決勝第一戦「清水対ガンバ」。
ミッドウィークのナビスコのナイトゲームというのは、無理を押してわざわざ行く感じで、レア感が増すのか、盛り上がるゲームが少なくない(観客も少ない)。ということで、実に盛り上がった水曜の夜なのである。
二川のFKで早い時間に先制されたとはいえ、序盤からゲームは押し気味に進む。サイドを広く使い、ダイナミックな展開を見せたが、もっとやれる。もっと突ける、はず。

長期離脱中の淳吾だけではなく、このゲームでは兵働までもが累積で外れた。さらに和道は代表招集、西澤は疲労、西部は名古屋戦のポカが響いて外れたので、これまでサイドバックで起用されていた岩下がセンターへ、さらに海人、真希(!)がスタメンで起用された。しかもこの日のゲーム・キャプテンはアオである(この男、キックオフ前のコイントスを忘れていた)。みんな、本当にまだ若い。健太エスパルスというチームは、実に若いチームなのだということを再認識した(ほとんどU-22)。
ただし、その中で年長のパウロはこの日も驚くべき運動量を見せ、さらにテルはいつもと比べて非常に高い位置でボールを捌いていた。つまりゲームをコントロールしていたのは、間違いなく34歳になったばかりのテル。この日の健太チルドレンたちは若く、素晴らしい勢いを見せてくれたが、やはり、いまだにテルあってのチームなのかもしれないということも感じさせた。この子たちがホンモノになるには、まだ時間かかるかもなァ……とか。
まあ彼らが目に見えて成長しているのも明らかだと思うのだ。やはり、今の清水はいろんな意味で見ていて面白いチームだよ。
そして、やはり、ホンモノになるためには何が何でもタイトルは必要なのである。

1-1の結果でスコア上ではアウエイゴールを奪ったガンバが有利なのは間違いない。次戦で勝敗がつけば勝者が勝ち上がるが、0-0ならばガンバの勝ち上がり。2-2以上ならば清水の勝ち上がり。
しかしこの勢いを持続させれば必ず勝機はある。山口が累積で抜けメンバーが揃わないガンバがそれでも自分たちの戦い方を貫き通すか、一転してディフェンシヴに出てくるのか。ゲームの見所は非常に多い。

帰りの新幹線の中でずっとストーンズを聴いていた。
次の決戦は「(I Can'T get No) Satisfaction」になるか、「Tumbling Dice」になるのか、それとも「You Can't always get what you want」か。
準決勝第二戦は日曜日に万博。
見所は多いんだが万博のゴール裏というのは、実に見所が見えにくいスタジアムなのである。しかも日曜日の、よりによってナイトゲームである。仕事の見通しがついたら大阪へ……行きたいところだが。