文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

サイクリング: LYNSKEY 椿ラインで大観山(1回目)

2019-05-11 | 自転車
古い話になりますが2008年08月のことになるのですが、入生田にある神奈川県立生命の星地球博物館を見学したあと、東海道(R1)を風祭まで歩いて鈴廣かまぼこ博物館へ向かう途中のこと、ロードバイクがさっそうと箱根湯本方向へと走り去って行くのを見かけました。あんなふうに自転車でこの道を通って、箱根をぐるりとまわってみたらさぞかし気持ちよさそうだなぁ、いつか自分にもできるかしらんと漠然としたあこがれを持ったのでした。

箱根サイクリングは電車を利用した輪行をしました。自転車を輪行袋へ収める手際については「輪行マイスターに聞く、完璧な輪行のやり方」という題名の動画がとても参考になりました。何度も拝見させていただきました。

輪行マイスター様が動画の中でお薦めしてくださっている輪行袋は、縦型巾着式でしたが、小生の手元にある輪行袋は、この動画を知らなかった時に買い求めたチャック式(オーストリッチL-220)でした。

チャック式ではなく巾着式にする必然性を今回の電車輪行で痛感しました。それは動画の中でも言及されていたことですが、輪行袋の巾着の紐で電車の手すりに固定できるという点です。もちろんチャック式でも肩掛け紐と手すりとを固定するために別途紐とかマジックテープ等を用意しておけば機能的には同様ですが面倒だと思いました。次回購入する際は迷わず縦型巾着式にするつもりです。
参考URL: http://www.worldcycle.co.jp/item/r25-m-rrb-100bkek.html

ちなみに、小生のロードバイクはキャリパーブレーキなので普通のエンド金具でよいのですが、ディスクブレーキの場合にはフレームエンドの幅及びフロントフォークの幅が異なるので普通のエンド金具は使えませんので、仕様をよく見てから購入する必要がありそうです。

最寄り駅まで自走して行き、駅前の壁際で通行人に迷惑にならない場所で、自転車を輪行袋にしっかりと収めて電車に乗りました。幅の広い型の改札ならば輪行でも楽に通過可能ですが、普通の幅の改札でも円滑に通ることができました。単身輪行中のトイレは、自転車をどこに置いて用を足すか困ります。最近の大きな駅ならば多目的トイレがありますので利用させていただくと好都合です。

今回の服装は、サイクルジャージとパンツとビンディングシューズ、手袋にヘルメットにサングラスといういつものいでたちのままで、袋に収めた自転車をかついで電車に乗り込みました。今回は、着替えや運動靴等の用意をしていませんでしたが、電車に乗っている時間が長く尚且つ汗をたくさんかいたあとの帰路の場合には、着替えの用意があった方がよいだろと思います。その場合どこで着替えることができるのかについてもあらかじめ計画しておくのがよいと思います。

機材:
LYNSKEY R260
但しホイールは、Dura-Ace WH-9000-C24-CL(F:590g R:817g)に変えています。スプロケットは、シマノアルテグラグレード 11-32T にしてあります。アルテグラ・ロングタイプ・リアディレイラーにしてあります。
ちなみに、タイヤはパナレーサー・ジラー700×23C, F723-GL-B;リムテープ(SCHWALBE FB18-622 ハイプレッシャーリムテープ18mm幅 700C用 ETRTO:18-622);チューブ(コンチネンタル Race28 700×20-25C 仏式42mm)です。

JR小田原駅を出発(08時05分)
→早川漁港
→R135根府川信号でR740(小田原湯河原線)へ{慎重に右折せよ
→JR根府川駅
→JR真鶴駅
→JR湯河原駅のところでR740からR135へ
→湯河原駅入口信号を右折してR75へ
→セブンイレブン湯河原宮上店であんぱんとポカリ購入してトイレ休憩
→奥湯河原温泉青巒荘(せいらんそう)のところを右折して椿ラインに乗る
→椿台レストハウス及びしとどの窟(通過)
→大観山展望台(標高 1.011 m)
→箱根関所
→元箱根
→お玉ヶ池
→湯本
→JR小田原駅到着12時32分(走行距離 62.1 km)

平気時速は 13.81 km/h ということになります。
登り獲得標高 1435 m;下り獲得標高 1435 m でした。

箱根の当日のお天気は晴れでしたが、山沿いで午後に落雷とにわか雨の可能性が予報されていたため、雨や雷にあたらぬようできるだけ早く小田原まで戻ることを今回は優先しました。なので今回は、途中で止まって写真撮影したりお茶休憩せずに、ひと続きにコースを走行してみてコースの肌感覚を得ることに重点を置くことにしました。次の機会に是非あちこち寄り道する計画をしようと思います。

走行ルートのGPS軌跡(ルートラボ)
{下の静止画をクリックするとYahoo!ルートラボの画面に切り替わります}

今回のサイクリングに装備していったLEZYNE MEGA XLというサイクルコンピュータの表示を時々点検しながら走行しました。走行中に読み取ったプラス側の斜度値は 6 % 前後、最大でも 11 % 程度だったように思います。12 % 以上の上り坂は無かったように思います。

同行した友人のrelive動画を引用します。


大観山展望台からの富士山の眺めです:


標高1011メートルの標識/富士箱根伊豆国立公園/日本景勝百選地箱根大観山

標高の数値の下から3桁のところにピリオドをつけて 1.011 と表記された標識になっています。じつは、国・地域・文化によって、小数点に点(dot on the line)を用いるかコンマ(comma on the line)を用いるか違いがあるのです。英国、米国、日本、中国、インド等では「点」が用いられ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア等では「コンマ」が用いられています。そして小数点は、整数部の桁の区切り(3桁ごと)につけ、小数部の桁の区切り(3桁ごと)には半角スペースが用いられています。従いまして、大観山の標識にある1.011 というのは、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア等の方法による表記だということになります。担当者の気まぐれなのか歴史的背景があるのかしらん。