米航空宇宙局(NASA)は、月・宇宙探査の新たな国際間の原則「アルテミス協定」を発表した。
同協定は、現在、宇宙の憲法と呼ばれる1967年の「宇宙条約」をベースに、平和利用などの新たな原則を盛り込んだもので、二国間協定となっている。
現在、米国は、有人月探査「アルテミス計画」を推進しており、参加国との間に同協定を結ぶものと思われる。
月や火星の有人探査が行なわれる際に、領土や資源問題をどう解決するかが今後、国際問題として急浮上することになる。
特に、中国がこれらの問題にどのような態度で臨むかが注目される。