持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスに取り組む、アストロスケールは、日本時間3月22日にカザフスタン バイコヌール宇宙基地から打ち上げた、スペースデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d (End-of-Life Services by Astroscale – demonstration)」の軌道投入に成功した。これは、民間として世界初となるデブリ除去衛星の打上げ。
スペースデブリの捕獲と除去に必要なコア・テクノロジーを初めて軌道上で実証するELSA-dのミッションは、軌道上サービスを拡大し、将来の世代のために安全で持続可能な宇宙の実現をビジョンとして掲げるアストロスケールにとって重要な一歩となる。
今後、ELSA-dは電力状況等のヘルスチェック(健康状態の確認)を完了した後に、技術実証に挑む。(アストロスケール)