NASA(米航空宇宙局)は、人類を再び月面へ送り込むアルテミス計画の最初のミッションである「アルテミス1号」(「オリオン(Orion)宇宙船」を搭載した「SLS(スペース・ローンチ・システム)ロケット」)を8月17日、発射台へ移動させた。
打ち上げは、8月29日の予定。
アルテミス1号は、2024年または2025年に有人で月面着陸を目指すミッション「アルテミス3号」の重要な前段階の実験飛行となり、宇宙飛行のデータを収集するためのマネキンを3体乗船させ、放射線レベルの検出や各種センサーのテストを行う。