宇宙航空研究開発機構(JAXAは)、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「簡易曝露実験装置(ExHAM)」の有償利用制度の通年公募を開始しました。
ExHAMとは「きぼう」の船外実験プラットフォームを使って、より簡易に材料曝露実験や微粒子捕集実験を行うための装置。
使用するExHAMは軌道上(高度約400kmのISS軌道)にあるものを利用する。
搭載サンプルは船内貨物として打上げ、「きぼう」のエアロックで船内に取り込んだExHAMに取り付け、エアロックを通じて船外に出し、ロボットアームで設置場所まで運んで設置する。
一定期間曝露後は、同じくロボットアームとエアロックを使って船内に回収し、搭載サンプルのみを地上に船内貨物として輸送する。