趣味多忙日記

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誇り

2009-02-01 01:15:46 | --JRとか名鉄とか
試験全過程無事終了しました
出来はそこそこ。次は合宿です。

ちょっと時間ができたので。

今まで色々な写真を撮ってきて、
日付別にフォルダ分けしているのですが、
だいたいの日付の最初のほうと終わりがけに必ず撮ってる列車が、



この「多治見行き貨物列車」。

中央線を走るのに、牽引がEF65(しかも、新鶴見機関区のカマなのだそう)で、
タンク列車が多い中全部コキ車(コキ105が多いみたいです)で、
異彩を放つ列車として有名です。

走行区間が稲沢-多治見、定期旅客列車の名古屋-中津川よりも短い区間しか走らず、
特急「しなの」が高速で走る傍ら、本当にゆっくりゆっくり走ってきて、行き先が「多治見」
素人目には、何故そのような列車が存在しているかわかりません。
でも、実際には、
土日も含め毎日走っているし結構コンテナが満載で走ってる。


多治見に暮らすファンとして、この列車に愛着を感じていました。
いや、この列車が走っていることに、一種の誇りを持っていました。
だから、時間が来ると自然と体が動きます。




入換の風景。


多治見駅に着くと、まず4番線に入り、


入換開始!

この日の貨車は国鉄時代の古い車。
緑の貨車も確認できます。


引き上げ線に入っていきます。コキ 252527←惜しい(^^;

昔はこのあたりに転車台があったそう。
その頃は黒い貨車が、ハンプヤードを滑っていたのかな。
多治見ヤードは貨物改革の時(1984年)に廃止され、今はコンテナ用の1線を残すのみです。

職員の方が走っていって、後部のデッキに乗ったら、


バックする。
バックしている時もヘッドライトは点けたままなのですね。

なんとなくわかると思います。
引き上げ線より列車が長いので、写真中央の踏み切りは閉まりっぱなし。
その上、多治見駅の南と北を結ぶ道路は少なく、この踏切がひとつの主要道路とあって、
踏み切りの前後は大渋滞。

故に、ここは「開かずの踏み切り」なんて呼ばれたりもします。

ちなみに、ここの警報機には、
[← →]の下に「入換中」という表示が。
日本の貨物駅には標準装備なのかな?

一回、貨車を貨物線に入れたら、機関車だけ切り離されて、
反対側の先頭まで走っていきます。
その様は、模型でレイアウトを組んだ時のようで中々楽しい。
さらに、編成が長いと貨物駅に収まりきらないのか、
コンテナを下ろしつつ編成をちょっとずつ移動させていきます。
この様が、貨車のガチャガチャ音好きにはたまらない!


一服

同じく中央線でEF65が牽引する貨物列車に、春日井行き貨物列車があります。

こちらは、目的がわかりやすい。
春日井には王子製紙のでっかい工場があって、そこからの専用線がありますからね。
青いディーゼル機関車がワムやコキで編成された列車を、雑草の中走っていきます。
運がいいと、王子製紙の前の側線にシキ車なんかが停まっていたり。

多治見で産業といえば、陶器。
そういえば、工業団地から駅に通じる道でコンテナを積んだオレンジのトラックを見ます。
多治見貨物列車は、陶器を運んでいるのかもしれませんね。


満載!


最後。

“戦国”こと、EF651059多治見貨物を引っ張ります。



皆さんが誇りに思う列車は、どんな列車ですか?

おわり。
コメント
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