有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

75:12の橋の下をクルーズ。住友商事さん、アサヒビールさん主催:聴導犬チャリティ

2005-11-16 17:37:44 | 身体障害者福祉
 生まれて初めて隅田川クルーズを体験いたしました。

 以前からご支援をいただいております住友商事さんとアサヒビールさんの社会貢献活動として「聴導犬チャリティ・クルーズ」を主催してくださいました。

 介助犬ユーザーさん、聴導犬ユーザーさんと(福)日本聴導犬協会の訓練修了のデモンストレーション犬、計6頭が参加させていただきました。
 いつも大変なお手伝いばかりだった(福)日本聴導犬協会のボランティアさんたちと一緒に、楽しい時間を持たせていただくことができました。
 いつもお世話になっている住友商事の橘さんと久々にお目にかかれたのも、うれしかったです。参加されたみなさんが、補助犬にやさしい方々でした。ありがとうございました。
 船がくぐった橋は12あったそうですが、質問をたくさんの方々にいただけたので、みなさまの熱心さに、あっという間のクルーズでした。ステキな機会でした。

 クルーズ後は、アサヒビールさんの、あの、金のビール泡の下になっている建物のすばらしいエントランスでデモをさせていただきました。
 小型介助犬しろ君、しん君のデモと、熟女クロ姉さんの聴導犬デモをさせていただきました。一番ステキだったのは、介助犬ユーザーさんが、ご自身でいくつものデモをしてくださったことです。
 その介助犬の子犬時代にお世話をしてくださいました、ボランティアさんも「ユーザーさんがすばらしいので、夢(犬の名前)もりりしくなりましたね」と、再会できたことを喜んでくださいました。

 前回のメイルで「社会貢献」のいろいろな形のお話をさせていただきましたが、これからも、楽しい企画で応援してくださいますこと、ユーザーさんもスタッフも、楽しみににしております。

74: BG’sの補助犬おうえんジャズコンサートステキでした

2005-11-16 17:15:10 | 身体障害者福祉
 身体障害者の方への支援って、いろんな形があってよろしいのではないかと考えております。
 今回は、BG's(慶応大学のジャズクラブの同期生で、B型の還暦を越えられた方々で結成)の方々も企業の社長さんだった方々が、再結成され、今回の社会貢献をしてくださいました。おかげさまで、補助犬のことに関心のなかった方々も、足を止め、ジャズに聞きいる間、ジャズメンたちの足元にいる補助犬も見て、触って、聞いてくださるチャンスに結びつけることができました。
 また、盲導犬ユーザーの深谷さんや、葛飾区から聴導犬ユーザーさんも来てくださいました。ユーザーさんからのスピーチも、みなさんの心を打つものでした。

 「補助犬を受け入れてください」と、声高に叫んでも、見たこともない。聞いたこともない。まして、なんだかわからない物を受け入れるのは難しいです。
 ジャズのコンサートという、楽しいひと時の間での補助犬との出会いは、歩行者にとっても楽しいものとして、心にインプットされたに違いありません。
 
 犬も人もファントレーニングが必要だと考えます。
 楽しいとか、感動とか、そういった感情と共に、補助犬がたくさんの方々に出会えることで、もっともっと温かな受け入れをしていただけるのではないかと、期待し、ユーザーさんと一緒に楽しい企画を、自分たちも楽しみながら継続させていただきたいと思っております。