motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

pippa阿南エリアについて…

2021-09-26 13:40:55 | 日記

京都地区では一番便利と思われるシェアサイクル、pippa!(ピッパ)
関西に住んでいた時は結構ご利用させてもらいました。
特に、三条大橋と京都駅八条口アバンティの相互間の乗り捨ては普通に便利だと思います。


ただ、pippa!はHELLOCYCLINGやドコモバイクシェアと比べるとしょぼい印象があり、電動アシストがついておりません。
また、返却時の位置情報取得に関してもはHELLOCYCLINGやドコモバイクシェアはポート設置のビーコンを読み取る方式なのですがこちらは連携したスマートフォンの位置情報に依存するもの。
電動アシストを省略し、レンタルに関する通信部分も可能な限りスマートフォン機能を利用するため、液晶ディスプレイやボタンは存在しません。
代わりに、レンタル時に読み取るためのQRコードとロック解除や通信を行うためのソーラーパネル、電池のみが搭載されています。

こんな感じで、導入・維持管理コストに直結する電動アシストを廃し省力化するというのは結構いろいろなシェアサイクルサービスで実施されているようなのですが、やっぱHELLOCYCLINGやドコモバイクシェアと比べると見劣りするものです。

そして、pippa!はさらにメンテナンス負担を低減するため、ノーパンクタイヤを導入しています。


…これ、運営側にはメリットが大きいんですが、利用者的にはデメリットのほうが圧倒的に勝るんですよね。
まあ、HELLOCYCLINGでパンクを経験した私からしたらパンクしないのはいいことだと思うのですが。

ノーパンクタイヤって、かなり漕ぎ心地が重くなるんですよね。
それに加えて全く使い物にならないトレーみたいな前カゴも相まって、正直素晴らしいサービスとは思えません。
また、前照灯も懐かしのダイナモ駆動。ただでさえ重い漕ぎ心地にダイナモの重さを加えるとか何考えてるのかって思ってしまいます。






さて、そんな感じでテンションは上がらないものの、そうはいっても徳島県で展開する(おそらく)唯一のシェアサイクル。
せっかくなので立江寺で借りて南へ進み県境を越えて甲浦まで乗ってやろうと思ったわけです。


ちなみに、pippa!はエリアの縛りを受けずにどこでも返却できます。


なお、デイパス利用の場合のみエリアの縛りが発生します。
ならどこまでがエリアないかを明確にしておく必要があると思うのですが、各ポートの詳細ページを見ても書かれていません。まあだいたいわかるでしょってことだと思うのですが。


一度利用したことがありますが、滋賀県野洲市に1カ所のみ設けられたポートは京都エリアのデイパスの利用対象なのか?など。
こういう所に対しての詰めの甘さがあるんじゃないかなぁと思っています。


徳島市に住んでいる私は、立江までは自分の自転車で向かい、そこで乗り換えることにしました。


6:03 牟岐線の始発列車 520Dを撮影。
牟岐線で数少ないキハ40 47使用列車、やっぱかっこいいですね。


撮影を済ませた後、立江寺ポートへ向かいます。ここですか。




しかし、様子がおかしいです。
QRコードの読み取り、自転車番号手入力、スマホタッチ解錠の全てにおいてエラーが発生。
「サーバへの接続に失敗しました」
「invalid_token」



は?

借りられませんでした。舐めてらっしゃる。


ここでコールセンターに電話してもよかったのですが、そもそも自転車がこんな状態で乗りたくなかったので帰りました。ありえん。


もしや、朝早すぎたのが原因なのか?と思ったのですが、基本的にはpippa!は24時間営業。
立江寺ポートも夜間施錠されるような場所ではないので時間制限する必要を感じません。
そもそも、ポートに看板の類も一切ありませんし、レンタルに関する情報は自転車の前カゴの操作案内のみといった状況。


一応、阿南エリアのポート一覧を見ると平等寺ポート以外のポートには「24時間営業」のアイコンがありません。


の割に、どこにも営業時間の指定がありません。なんだこれ。


比較的ちゃんとしている京都エリアの一覧を見てみると、ちゃんとほぼすべてに「24時間営業」がついています。


時間制限のある敷地内のポートに関しては、こういう風に注意書きがされているのが一般的です。


まあ、明らかに公道上なのに「24時間営業」がついていないのもあるのでよくわからないのですが。


そんな感じで、よくわからん理由で利用できなかったpippa!
位置情報取得も正確で、それを証明するように読み取りはしたものの不正な番号との認識「invalid_token」エラーを出してきます。
予想としては、基本放置でメンテナンスしなくていいのを売りにしていたものの長らく利用が無く内部のバッテリーが飛んだとかじゃないかなぁと思います。
ここに置いてある2台とも同じエラーだったのでどうしようもありません。

ここからは推測ですが、

・スマートフォンで自転車を読み取る

・その情報を本部へ送信

・位置情報、車体番号の合致した自転車にレンタル開始の要求を送信

・バッテリーによってロックを解錠、利用開始

という感じの流れの中で、自転車本体の電源が完全に落ちているため情報の受信が出来ず、それ故に存在しない車体番号が送られたと認識して「invalid_token」エラーを表示したのではないかと思います。

利用者を評価する信用ポイントなんか導入してる暇があったら、自身の信用ポイントを下げるような運営はしてほしくないもんです。
比較的近年になって開設された海陽町・東洋町のポートならまだ自転車が劣化していなくて借りられるのかもしれませんが…しばらくは乗りたくないですね。

pippa!さん、流石にお粗末すぎます。
徳島県にもうちょっとまともなシェアサイクル事業者が進出してほしいなぁと思いました。



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コメント (2)
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