motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

中山道サイクリング その6(塩尻→岡谷)

2020-11-16 12:37:40 | 旧五街道サイクリング



前回までに半分以上を制覇した中山道。
残すところあと約240kmを漕ぐために、今回も松本駅までやってきました。


16:16 松本駅前でHELLOCYCLINGをレンタル開始。今回もよろしくお願いします。


既に日が暮れてきている時間帯、ただ松本~塩尻は前に漕いだことがある区間ですしパパっと済ませます。


17:19 塩尻市役所が近づいたところで発見。
このデザインのセブンイレブンの看板って今でもみられるんですね。インドの国旗っぽい。


17:28 塩尻市役所にてD51 155


もうすっかり暗くなってしまいましたが見に来られてよかったです。
腕木式信号機と転轍機標識、駅名標が一緒に保存されています。


車輪のタイヤ部分まで白色の色差しがされているのは過剰な気がしますがまあ仕方ないですかね…?


設置されている駅名標は、みどり湖まわりの新線が出来る前というだけでなく移転前の旧塩尻駅のもので洗馬と広丘が同じ側に表記されています。


前回は塩尻に宿を取って翌日の木曽路サイクリングに備えましたが、今回はもうちょっと進みます。
塩尻を過ぎるとすぐに塩尻峠という峠越えがありますがこれを1つ越えれば諏訪周辺の町があるのでここを今晩の目的地にします。




18:29 塩尻峠に挑みます。真っ暗でこんな時間に進むのは危ない気もする峠道。
Amazonmusicを流して動物対策をしつつ自転車を押して進みます。
こんなんでも旧五街道なのでほとんどの区間に歩道か交通量の少ない旧道が用意されているのが助かるところです。




ゆるキャン△でも出てきた高ボッチ高原の案内看板。
この辺りから旧道は少しずれたルートで峠に挑んでいきますが、私は走りやすさを優先して国道20号線を進むことにしました。


19:07 塩尻峠 ここから塩尻市(1,012m)
特に塩尻峠であることを示すような表記はありませんでしたが、峠を越えると市町村が変わるのって楽しいですよね。

峠を越えてすぐの場所で歩道は道路の右側から左側に移るため歩道橋を渡る必要があります。
歩道橋を押して進むのはあんまり嬉しいものではありませんが、これ以降は下り坂が続く区間なので足取りは軽めです。


そんな塩尻峠の歩道橋、そこから見える諏訪湖の景色が凄いんですよ。なんだこれ。


デジタルカメラで撮ったものがこんな感じ。
大きく右カーブしてつづら折りに峠道を下っていく国道20号線とその先に広がる夜景。最高です。


正面に輝いて見える道は岡谷インターから市街地へ延びる国道20号線でしょうか、この坂を下った先で通るあたりですね。
また、画面右手には街明かりの一切ない諏訪湖も見えています。東から日が昇ってくる早朝に訪れてもいい景色が見られそうなポイントです。


景色は非常にきれいなのですが、さすがに寒いです。下り坂で速度を上げると余計寒いのでゆっくりと下っていくことにしました。


なお、塩尻峠というのは別名塩嶺峠とも呼ばれています。
中央本線のみどり湖まわり新線や長野自動車道が貫くトンネルは塩嶺トンネルを名乗っているためこちらのほうが知られている名前かもしれません。
辰野まわりの旧線は伊藤大八による政治的圧力による我田引鉄であるなどと言われたり大八回りと言われたりしましたが、実際問題蒸気機関車であの勾配を越えたり長大トンネルで貫くというのは現実的ではなかったのではないかという気がします。




19:46 ガスト岡谷インター店にて晩ごはん。
やっぱり大葉おろしハンバーグは偉大です。うまい。


20:58 本日の宿にチェックイン
下諏訪のホテルを予定していたのですが既に埋まっていたので岡谷に泊まることにしました。


長野県の地域共通クーポン、範囲の広さが売りですね。密です。


本日の移動は約25km。あくまで松本までの移動をメインとした日なので短距離ですが仕方がありません。
木曽路の時と同様、ここより先には険しい峠道が存在しているので宿泊可能な箇所がしばらくないんですよね。

岡谷・下諏訪エリアを越えると約50km先の佐久市までビジネスホテルの類は期待できません。
高原地帯であることを売りにしたキャンプ場やペンションは数件あるんですが、大きな町は佐久市まで期待できません。

明日は旧中山道なのに鉄道が完全に諦めた峠越え区間、和田峠を越えて信越本線沿いに抜けていきます。

つづく。


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