1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart26は、Lita Fordの"Kiss Me Deadly"。最高位は6月18日と25日付の第12位。年間チャートは残念ながら圏外でした。
Lita Fordの初のシングルヒット、驚きました。70年代からロックを聴いている人でないと知らないかもしれませんが、かつて日本では大人気、女性ロックグループの草分け的存在の「ザ・ランナウェイズ」のリードギタリストが彼女リタ・フォードです。
まずはその「ザ・ランナウェイズ」、デビューは1975年、ドラムスのサンディ・ウェスト、ギターのジョーン・ジェットが中心となり結成、そこに、ギタリストのリタ・フォードが加入、ボーカルのシェリー・カーリー、ベースのジャッキー・フォックスが加わり、1976年にファーストアルバム『The Runaways』をリリースします。日本では『悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン』ですから、またびっくりの邦題ですね。
このファーストアルバムからのシングル"Cherry Bomb" は、アメリカでは100位内にも入らなかったのですが、日本では大ヒット、下着姿で歌うシェリー・カーリーに、ツインリードギター、当時のロック雑誌は、彼女たちの記事が満載、一大ブームとなります。
その大人気ですが、冷めやすいのも日本の特徴でしょうか、すぐに人気は下火となり、その後ヒットが続くことはなく、79年にバンドは解散します。
解散後、メンバーはソロ活動に入り、まずは大人気になったのがJoan Jett、1982年には、"I Love Rock 'n' Roll"が7週間の1位、年間チャートは第3位と、年度を代表する特大のヒットとなります。こちらの記事をご覧ください→→→
それからさらに6年経ち、Lita Fordがヒットチャートに戻ってきました。それがこの曲、"Kiss Me Deadly"。最高位12位を記録する、ソロでは初めてのヒットシングルとなりました。
The Runawaysの時には、母国アメリカでは全く人気がなかった訳ですが、実は実力も伴った女性ロックグループ、日本での人気は、その実力を先取りしたものだったのでしょう。そういえば、この週のチャート、Top3に入ったCheap Trickも、まずは日本で火が付き世界的な人気バンドになりました。
"Kiss Me Deadly"ですが、曲の作者はソングライターのMick Smiley。プロデュースはというと、Mike Chapman。Lita Fordの突然の人気は、Mike Chapmanの力もあったのかもしれませんね。
ポップでハードでカッコいい、終盤のLita Fordのギターソロにはしびれました。
こちらが1976年のThe Runaways"Cherry Bomb"。アメリカでは100位圏外ですが、日本ではオリコン通常チャートで最高位10位、洋楽チャートでは1位の大ヒットでした。画面一番右側のギターがLita Fordですね。1958年生まれですので、この時まだ18歳です。
👉️シングル"Cherry Bomb" は、アメリカでは100位内にも入らなかったのですが、日本では大ヒット、下着姿で歌うシェリー・………
これじゃまるで日本の当時の若者はみなスケベーというくくりになるんじゃが、そりゃどーなんじゃ😠
ワシが思うに当時の30~50代のオッサンらもかなり悩殺されとるにちがいないぞ😃
つまり男はみんなシェリーカリーにナブラチロワされたにちがいないぞ😫うらやましいぞ😱ワシはまだ小学生でチェリーボイズだったぞ🍒ぐすん
"Cherry Bomb"、聞いていただけましたか。
「チチチチチチチ」が最もセクシーだとは思っていました。みなさん「悩殺」、されておりましたよ。
ランナウェイズ?
リタ・フォード?
となると、レイフギャレットの「ランナウェイ・リタ」というのはフォードさんへのリスペクトソングなんですか?
それとも私の思慮は深く底が浅いいつもの間違えなんでしょか?
曲についてはまた今晩す👋😃
へぇー、レイフ・ギャレットさんの「ランナウェイ・リタ」ですか、その曲は知りませんでした。詳しいですね。そういえば、"Runaround Sue"がまずまずのヒットになったのでしたっけ。日本では人気がありましたね。
ビデオすごいぞ❗明るい悩殺、しかしなんだこの潔さ、そのために人肌脱ぎました、いや脱いでないけどサービスサービス(エバンゲリオンです😫)
そりゃーキャリアの短いサマンサはしっぽ巻いて40圏外に逃げますよね(でも今回のノーリーガールズニーズラブはまだ見てないス♥️)
言葉もエインノビックベイン❗とキスミワーーンス❗はさすがにキラーフレーズ❗
陽気でボインなロック、80年代では他に誰も居ませんよね😃
っていうか、これほどあからさまに『グリーン・グリーン』のメロディをそのまんま拝借した曲も珍しいですからね。
誰のなんていう曲は知らなくても、「たしかに、『グリーン・グリーン』に似た曲、あったあった!」で、思い出してしまいます。
ランナウェイズに関しては、デビュー当時の平均年齢は16歳だったんですよね!
今だと間違いなくクレームものかも。
82年から6年たって、今度はL.Fordですね。
J.Jettの時も驚きでしたが、今度も驚きです。
Runaways当時僕は高2でしたけど、ちょうどBillboardにのめり込み始めた頃で、ほとんど興味はなかったです。
当時の日本の売り方は音楽二の次で、例えばJapanという全く日本でしたヒットしないグループもありましたけど、ヴィジュアルで売ろうという傾向がありました。
アーティストにはちょっと気の毒ですね。
リタの悩殺ソング!ではありますが、作者はミック・スマイリーという男性のソングライターです(^◇^;)←かなりガッカリ😞。ジョーン・ジェットの成功を横目で見て、アタシも!と奮闘しましたね。そしてリタはこのあと大物との共演曲も大ヒットさせます、、、。
そうなんです、懐かしいですよね。あのランナウエイズから、80年代になって、ジョーン・ジェットが人気になりましたが、彼女に続く二人目のソロでのヒットでした。ランナウエイズの特集、考えてみてください。