ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

エディ・シュワルツ Eddie Schwartz - All Our Tomorrows(1982年の洋楽 Part7)

2018-03-06 22:45:39 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart7はEddie Schwartzの"All Our Tomorrows"。
最高位は2月20日と27日の28位。年間チャートは圏外でした。

このシリーズで時々やっているんですが、今回は日本ではほとんど流行らなかったアーチストの曲を紹介する回です。Eddie Schwartzの"All Our Tomorrows"。Top40はこの曲のみ、日本ではほとんど話題にもならなかったのではないでしょうか。でもこのブログにご訪問いただいている方々はこういうマイナーアーチストでもご存知の方のいらっしゃるのですよね。私の昔のカセットには録音してありましたので、多分NHKFMのリクエストコーナーでは1回は流していただいたのだとは思います。

Eddie Schwartzはカナダ出身のシンガーソングライター。アメリカではこの曲のみのヒットですが、カナダでは他にも数曲ヒットがあるようです。
でもこのアーチスト、実はソングライターとして有名な方なんです。彼の作でのヒット曲は Pat Benatarの"Hit Me with Your Best Shot"(この曲のヒットは1980年ですので、彼の曲"All Our Tomorrows"のヒットより前ですね)、 Paul Carrackの"I Live By the Groove"、The Doobie Brothersの"The Doctor"など、いい曲作ってます。他にもRita CoolidgeやDonna Summer、Joe Cockerなどの大物にも曲を提供していてなかなかの人ですね。

そしてこの曲"All Our Tomorrows"ももちろん彼の作、AOR系のポップロックでいい曲なんですよ。マイケル・マクドナルド風ですね。日本でも受けそうな曲ではあります。自分で曲を出すよりソングライターの道を選んだんでしょうか。

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12 コメント

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Unknown (めった)
2018-03-07 07:44:44
この曲を紹介するのは、星船さんところと僕のところくらいなものでしょうね(笑)。僕も記憶の片隅にあった曲でした。星船さんも書いていらっしゃるように、サウンドはマイケル・マクドナルド、または"Heart To Heart"のケニー・ロギンスのキーボードの入り方を連想しますね。エディ自身のチャートイン曲はこの曲だけですが、彼の書いたヒット曲は知らないうちに聴いていましたね。彼もこうやってささやかながら日本で新しく最近紹介されてる…なんてご存じないでしょうね(^▽^)。
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レア曲で (星船)
2018-03-07 20:54:06
めったさんこんばんは。
やっぱりめったさんに反応いただきました。こういうレア曲の話題で盛り上がれるのはうれしい限りです。ありがとうございました!
ホントですね、エディ・シュワルツさん、アメリカでもマイナーでしょうから自分の曲を知っている人が日本にもいるってびっくりするでしょう。
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レア中のレア (hannah)
2018-03-07 21:47:04
星船さん、こんばんわ。
このブログを拝見して1年近く、数々の全米Top40ならでは曲が紹介されていましたが、この曲は中でもレア中のレア曲ですね。
僕もエディ・シュワルツは微かに覚えていましたが、曲名までは覚えていませんでした。
♪Hit Me With Your Shot♪が彼の曲とは意外でした。
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Top40ならでは (星船)
2018-03-07 22:40:53
hannahさんこんばんは。
この曲などは全米Top40を聴いていなかったら出会えなかった曲です。
それにしても改めて聞くとAOR系の良い曲で、ギターも結構かっこいいし、レコード会社ももっと売り出せばヒットしたかもしれない曲です。やっぱり曲が良かった、ソングライターの才能のある方なのですね。
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レコード会社 (hannah)
2018-03-08 21:46:54
星船さん、こんばんわ。
前回の♪Working For ~♪もこの曲と最高位はあまり変わりませんが、日本での売り方に違いがあったんですね。
Loverboyは確かEpicだったと思いますが、Eddie Schwartzはどのレコード会社でしかた?
ソングライターを売りにしてもよかったと思います。
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レーベル (星船)
2018-03-08 22:21:27
hannahさんこんばんは。
Eddie Schwartzのレーベルですが、本国カナダではCanada A&M Recordsで、アメリカでは「Atco」というレーベル、アトランティック・レコードグループでしょうか。レコード会社の売り方でも人気の度合いがだいぶ違いますね。
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Atco (hannah)
2018-03-09 21:36:54
星船さん、こんばんわ。
Atcoレーベルでしたか。P.TownshendのソロアルバムもAtcoレーベルでしたね。
Atlantic系ということは日本ではWarnerですね。
当時Warnerには大物がいっぱいいましたから、Eddie Schwartzまで手が回らなかったんでしょうか。
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Atcoレーベル (星船)
2018-03-09 23:18:23
hannahさんこんばんは。
今回調べてみて初めて知りましたが、Atcoレーベルは意外と大物アーチストを抱えているのですね。ジェネシスやエリック・クラプトン、AC/DCもそのようです。レーベルを調べるのも面白いですね。
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Modernレーベル (hannah)
2018-03-10 22:08:45
星船さん、こんばんわ。
S.Nicksの♪Bella Donna♪も「Modern/Atco」レーベルと表記していました。
僕はレーベルを調べるのが好きでしたが、特にWEA系が好きでした。
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星船さんへ (ミュウ)
2018-03-11 12:50:46
私は知りませんでした。
オシャレなAORが好きな人にはたまらないサウンドです。エレピの音がまさに、あの時代の音ですね。
確かに大ヒットしても不思議ない曲だと思います。
何かとタイアップすれば、今でもヒットしそうです。
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