1988年ビルボード Billboard All American Top40、1988年7月30日付、4位から上がって1位はSteve Winwoodの"Roll With It"。Steve Winwoodですが、60年代からブリティッシュロックシーンで活躍しているスーパースター。伝説的なロックバンド、Trafficや、Blind Faithで活躍、81年に突然ソロで大ヒット、"While You See A Chance"が最高位7位を記録、86年には2曲目のソロヒットの"Higher Love"でついにNo.1、その後もヒットを続け、この曲でソロ7曲目のTop40ヒットで5曲目のTop10ヒット、2曲目のNo.1となりました。
2位は1週間の1位からダウン、Richard Marxの"Hold On To The Nights"。Richard Marxですが、アメリカのシンガーソングライター。デビューアルバム『Richard Marx』からのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録、デビューアルバムからは、これまで3位→3位→2位ときて、この曲でついにNo.1獲得です。
3位は6位からアップ、Breatheの"Hands To Heaven"。Breatheですが、イギリス出身のポップスグループ。1987年にリリースしたデビューアルバムから、初のヒット曲が3位まで上がってきました。
4位は2位からダウン、Def Leppardの"Pour Some Sugar On Me"。Def Leppardですが、イギリス出身のハードロックグループ。70年代後半にデビューし、83年には"Photograph"が最高位12位を記録、この曲で5曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop10ヒット、No.1にはなれませんでしたが、初の2位まで上がる大ヒットになりました。
5位は7位からアップ、Eric Carmenの"Make Me Lose Control"。Eric Carmenですが、70年代初めから、ロックポップグループRaspberriesのリードボーカルとして活躍、4曲のTop40ヒットを出してグループは解散します。その後ソロに転向、この曲でソロで8曲目のTop40ヒット、最高位2位の大ヒット曲"All by Myself"、復活して4位を記録した"Hungry Eyes"に続く3曲目のTop5ヒットになりました。
この週2位は1週間の1位からダウンしてしまいましたが、初のNo.1となったRichard Marxの"Hold On To The Nights"。年間チャートは24位。デビューアルバム『Richard Marx』から、3位→3位→2位ときて、この曲でついにNo.1獲得です。
Richard Marxですが、アメリカシカゴ出身のシンガーソングライター、ロックボーカリスト。歌手としては新人ですが、以前からソングライターとして活躍、Top40には、1984年に最高位15位を記録したKenny Rogers, Kim Carnes, and James Ingramの"What About Me?" のソングライターとして既に登場済みです。
1987年、デビューアルバム『Richard Marx』をリリース、そのアルバムからのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録するヒット、続くセカンドシングル"Should've Known Better"も最高位3位、サードシングル"Endless Summer Nights" が最高位2位ときて、この曲4曲目のシングルでついにNo.1 となりました。"Should've Known Better"はこちらをご覧ください→→→
"Hold On To The Nights"の曲の作者は、もちろんRichard Marx自身。大ヒットしたデビューアルバムについては、共作者はあるものの、すべての曲を彼自身の作によるものです。
1987年、デビューアルバム『Richard Marx』をリリース、そのアルバムからのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録するヒット、続くセカンドシングル"Should've Known Better"も最高位3位、サードシングル"Endless Summer Nights" が最高位2位ときて、この曲4曲目のシングルでついにNo.1 となりました。"Should've Known Better"はこちらをご覧ください→→→
"Hold On To The Nights"の曲の作者は、もちろんRichard Marx自身。大ヒットしたデビューアルバムについては、共作者はあるものの、すべての曲を彼自身の作によるものです。
デビューアルバム『Richard Marx』からの3曲のシングルヒットは、いずれもロック色が強い曲でしたが、4曲目のシングルのこの曲で、ついにバラードをシングルとして持ってきました。
一番ヒット性の高いパワーバラードのこの曲を、4曲目のシングルとして持ってくる、そこがRichard Marxの凄いところです。才能豊かなロックアーチストですね。
この4曲連続のシングルの大ヒットで、アルバム『Richard Marx』も、もちろん大ヒット、最高位は8位ながらも、アルバム年間チャートでも8位を記録しました。
今週 先週 song / artist
1 4 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
2 1 HOLD ON TO THE NIGHTS / RICHARD MARX
3 6 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
4 2 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
5 7 MAKE ME LOSE CONTROL / ERIC CARMEN
6 9 SIGN YOUR NAME / TERENCE TRENT D'ARBY
7 3 NEW SENSATION / INXS
8 11 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
9 10 RUSH HOUR / JANE WIEDLIN
10 14 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
11 5 THE FLAME / CHEAP TRICK
12 12 PARENTS JUST DON'T UNDERSTAND / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
13 18 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
14 17 DO YOU LOVE ME / CONTOURS
15 15 JUST GOT PAID / JOHNNY KEMP
16 21 MONKEY / GEORGE MICHAEL
17 20 THE COLOUR OF LOVE / BILLY OCEAN
18 22 THE TWIST / THE FAT BOYS
19 8 MERCEDES BOY / PEBBLES
20 27 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
21 26 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
22 28 RAG DOLL / AEROSMITH
23 24 LOVE CHANGES(EVERYTHING) / CLIMIE FISHER
24 16 PARADISE / SADE
25 34 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
26 32 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
27 13 NITE AND DAY / AL B. SURE!
28 36 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
29 35 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
30 19 LOST IN YOU / ROD STEWART
31 23 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
32 39 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
33 38 I KNOW YOU'RE OUT THERE SOMEWHERE / THE MOODY BLUES
34 45 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
35 42 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
36 25 NOTHIN' BUT A GOOD TIME / POISON
37 43 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
38 40 IN YOUR SOUL / COREY HART
39 44 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
40 29 MAKE IT REAL / JETS
1 4 ROLL WITH IT / STEVE WINWOOD
2 1 HOLD ON TO THE NIGHTS / RICHARD MARX
3 6 HANDS TO HEAVEN / BREATHE
4 2 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
5 7 MAKE ME LOSE CONTROL / ERIC CARMEN
6 9 SIGN YOUR NAME / TERENCE TRENT D'ARBY
7 3 NEW SENSATION / INXS
8 11 1-2-3 / GLORIA ESTEFAN & MIAMI SOUND MACHINE
9 10 RUSH HOUR / JANE WIEDLIN
10 14 I DON'T WANNA GO ON WITH YOU LIKE THAT / ELTON JOHN
11 5 THE FLAME / CHEAP TRICK
12 12 PARENTS JUST DON'T UNDERSTAND / D.J. JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
13 18 I DON'T WANNA LIVE WITHOUT YOUR LOVE / CHICAGO
14 17 DO YOU LOVE ME / CONTOURS
15 15 JUST GOT PAID / JOHNNY KEMP
16 21 MONKEY / GEORGE MICHAEL
17 20 THE COLOUR OF LOVE / BILLY OCEAN
18 22 THE TWIST / THE FAT BOYS
19 8 MERCEDES BOY / PEBBLES
20 27 FAST CAR / TRACY CHAPMAN
21 26 LOVE WILL SAVE THE DAY / WHITNEY HOUSTON
22 28 RAG DOLL / AEROSMITH
23 24 LOVE CHANGES(EVERYTHING) / CLIMIE FISHER
24 16 PARADISE / SADE
25 34 SWEET CHILD O' MINE / GUNS N' ROSES
26 32 SIMPLY IRRESISTIBLE / ROBERT PALMER
27 13 NITE AND DAY / AL B. SURE!
28 36 PERFECT WORLD / HUEY LEWIS & THE NEWS
29 35 WHEN IT'S LOVE / VAN HALEN
30 19 LOST IN YOU / ROD STEWART
31 23 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
32 39 I'LL ALWAYS LOVE YOU / TAYLOR DAYNE
33 38 I KNOW YOU'RE OUT THERE SOMEWHERE / THE MOODY BLUES
34 45 IF IT ISN'T LOVE / NEW EDITION
35 42 ALL FIRED UP / PAT BENATAR
36 25 NOTHIN' BUT A GOOD TIME / POISON
37 43 NOBODY'S FOOL(THEME FROM "CADDYSHACKⅡ) / KENNY LOGGINS
38 40 IN YOUR SOUL / COREY HART
39 44 HERE WITH ME / REO SPEEDWAGON
40 29 MAKE IT REAL / JETS
この4バンド、どれもハードなステージで楽しめそうですが、やっぱり見たいのはスコーピオンズとバン・ヘイレン、でしょうか。スコーピオンズはハードな中でもメロディアスで、クラウス・マイネのボーカルはピカ一ですね。
メタリカはジャスティスの、バンヘイガーもOU812のリリース前ですよね!
さっき見てきたけど、スコーピオンズも88年にサベイジアミューズメント、出してたんですよね?しかも驚いたのがそのアルバムが5位❗❓️
いやー、メイデンの「第七の予言」も忘れていましたが、スコーピオンズのサベイジは全く88年から抜けておりましたよ。というか、しかも買いも借りもいていないし、曲も1曲も分かりません。
4年前の「1回挿されて好きになったの♥️」ではシングルも売れたのに、このときにはFENでも全く聴いた覚えがありませんです。
でも確かにあのみなさんだと聴きたいのは、艶のあるクラウスマイネ&ザスコーピオンズ、私もそうなりますです。
ぉっとちなみにジャジージぇフ&フレッシュプリンス、奇しくもクライミーフィッシャーとはデュオという意味では合致してましたね、うふふふ🤣👍️
この中じゃあ、スコーピオンズが一番見てみたかったか。で、「ジャジーエフとフレッシュプリンス」、わかってるとは思いますが、そりゃあないでしょう。
ぁでもウィンさんのはイイです、3週後に貼ってください。いいですね😠
(`ε´ )プソプソ❗
「モンスターズ・オブ・ロック・フェス」ですか、まさにモンスターな登場者、モンスターなコンサートですね。それは熱狂的なコンサートだったでしょう。うらやましいです。
湯川れい子さん、今年米寿だそうですが、まだまだお元気ですね。
88年のこの週、私は「湯川れい子と行くアメリカ音楽の旅」というツアー旅行に行っていました。1週間の西海岸旅行はスティーブ・ウインウッドとモンスターズ・オブ・ロック・フェス(メタリカ、ドッケン、スコーピオンズ、ヴァン・ヘイレン)のコンサートを見ること。観光なんか二の次です。(まあ、ディズニーランドとユニバーサル・スタジオには行ったんですけどね)私の唯一の海外旅行経験ですが一生の思い出になったのは言うまでもありません。旬のアーティストを現地で見たことも、アメリカ人が意外と優しかったこともこの頃に行っておいて良かったなあ、としみじみ思います。
70年代、80年代と、ソロの男性ロック歌手では、エルトン・ジョンとロッド・スチュワートの二人が飛び抜けての人気でした。80年代後半から90年代には、そこにリチャード・マークスが入ってきますね。ハードなロックで大ヒットするところが彼の凄いところでしょう。
太ボンさんおすすめは、34位初登場のグループですか?この曲の時はもう、すでにボビーさんは脱退してからしばらく経ったのじゃあなかったでしょうか?その後、ソロでの大成功でしたね。まあ、年間上位でしたから、私のブログにも出てくるかも。
E.Johnというと、70年代のアーティストのイメージが強いですが、80年代になってもヒット曲連発でした。
R.Marxに話題を戻すと、この曲はバラード系でしたが、次のアルバムからの1stシングルは♪Satisfied♪は硬派のロックでした。
なかなかのギャップでした。
さてもう一曲、たぶん⭐⛴️さんスルーと思いますので、この週で飛び込んできた、元お子さま黒グループ❗この曲は大人になりかけ?の青さと、すでにジェントルマンぶりを発揮していると思います、というか作り手がセンスあり過ぎですね。
成長がみてとれまして、84年に⭐⛴️さんがスルーされた方の「ミスターウーマンニーズラブ」、これも相当に穏やかさとメロディが素晴らしかったけど、今回の「恋でなければ」は充分にその上を行っていますな😃
でもそんなヒット中に内部ではソロ転向まったなし、卒業というより仲間割、もうお子さまじゃねーんだよ、みたいな、黒いというよりはどす黒い思いの蠢きが強かったのでしょうね。
ていうかもう少しで「ドンビークー」というシングルが2曲入って来るんでしたっけ?てことはボビ夫はすでに製作済み?ヒドいヤツですね、すごく売れたけど。
Al B. Sure!ですか。FENで過去に聞いたかもしれませんが、残念ながら、全然覚えていなくって、ノーマークでした。そんなに良い曲なのですねぇ、聞いてみようかな。
そういえば、エルトン・ジョンのシングル、70年代には、6曲のNo.1を持っていたしたが、80年代になると、"Little Jeannie"の3位が最高、No.1は1曲もありませんでした。でも、Top40ヒットは毎年続けていました。さすがエルトンですね。普通の歌手なら十分大ヒットですが、エルトンさんだと、No.1がないと、人気が落ちたと感じてしまいます。
しかーーし、私としてはぺブ…いゃ、アルBシュアがもう落ちそうですのでフォローさせてくださいな。
シングルのナイ&デイはコテコテ?のスローな若手ソウルでして、これは男版シャーデーというくらいにクールでありました。最初女の人かと思うくらい声がメスっぽいですね。
ポップスファンだとアルバムの「優しく殺して」はロバータ並みにクラクラさせられますよ。さすがに15年経ってのカバーなので、作りがホントにCOOLなんですよ~。
しかし本命は40漏れした「オフオンユアオウン」なのであります。前の2曲には希望があるけど、このオフオンはとにかく寂しく沈む夕方の悲しさ、うーん伝えられない。FENで曲だけ分かって情報得られずだったのですが、1989年のアメリカンミュージックアワードでどこかでノミネートされ、
「レミゲッフォンフォニオーンガール、レーミゲニフォンフォニオーン…」というメインパートが流れましてね、
「やった!あの曲を諦めなくて良かった、ラッキー😃💕」というくらいに喜びましたよ❗
🦾(*´・ω-)b イエーイ
もしよろしかったらご拝聴くださいませませ。そのくらい惚れてしまったソウルでありました。
長々とごめんなさい😫ありがとうございました。
R.Marxはデビューアルバムが大ヒットでこれからもヒット連発の予感でした。
ところで今週10位はE.Johnですね。
88年もチャート上昇ですね。
70年代ほどの1位になるような特大のヒットはありませんが、80年代になっても、毎年のようにヒット曲があります。
70年代末頃は低迷しましたがホントに息の長いヒットメーカーですね。
今週30位のR.Stewartもですけど。
私としては、"Endless Summer Nights"も紹介しようとは思っていた、シングル4曲とも違うタイプの曲で、いずれも良く聞いていますよ。まあ、ほかにも載せる曲あったので紹介できなかったのは残念ですね。デビューアルバムから大人気になったのも良くわかるシングル4曲でした。
あとちょいで1位でしたがそれを逃したのもまた悪くないですよ、クールなセンスある曲だけど別に1位になれなくても良いんですよ。
ちなみに年間テープには87年にシュドブノウンベラー、88年にはエンドレスサマーナイツを入れたと思います。
ホーロントゥザナーイ、はスルーしましたが、そーですかー、年間24位とはえらく高いような気がしますが、こっから粘るんですかね🤔
そうですねぇ、まさかこれまでの人気歌手になるとは。ですが、ロック歌手としてだけでなく、ソングライターとしてもすでに活躍中で、考えてみると、スーパースターになる才能あふれるミュージシャンでした。
R.Marxのデビューシングルは1年前の今頃でしたが、その時は1年後にシングルが1位になるとは思っていませんでした。
この勢いは2ndアルバムにも引き継がれていきました。
女々しいといえば恥ずかしくなるような歌詞ではありましたが、曲のイメージとはぴったりでした。ロック系の曲の後に、こんなラブバラードもイイじゃあありませんか。
リチャード初の全米No.1ヒットですが、友達から聞いた話がきっかけとのこと。運命の人と出会ったのに、、、ってことのようですね。
まあ、人それぞれですから。
次のアルバムの4枚目?うーん、90年代はねぇ、ほとんど聞いていないもんで。
ついに4枚目のシングルでのNo.1でした。4枚のシングルとも、アップテンポからロック系、バラードまで、違う曲調でのTop3への4曲連続は立派です。ソングライターとしての才能も素晴らしいものだったですね。
やはり今回は難しかったです。次のアルバムの4枚目のシングルを待ちますです😃
しかしここから長期政権(88年だと)ですかー、いやー⭐⛴️さんと気が合わなくて怖い1ヶ月になりそうで怖いです~😫
デビューシングルの3位の時から、いつかいつかと思っていましたが、遂に1位獲得ですね。
D.Gibsonとまったく同じような軌跡です。
1位にはなったのですが、4枚目のシングルとあって、強力S.Winwoodにはかないませんでした。