10月10日(火)
前編の続き。
駿河湾フェリーで土肥に着くと、そのまま伊豆半島の西側を南下、西伊豆町の堂ヶ島へ。堂ヶ島マリンの洞くつめぐり遊覧船に乗ろうと思っていたのだが・・・。
波・うねりが高くまさかの欠航。フェリーでは富士山が観えず、洞くつめぐり遊覧船にも乗れず、なんてついてない日なの?
堂ヶ島天窓洞
ホントは遊覧船に乗って洞くつの下から観たかったのだが、かなわなかったので上から覗き観る。
やっぱり下から観た方が神秘的で楽しそう。
三四郎島
天窓洞からさらに上ると展望台があり三四郎島が観える。
この三つの島は、干潮時に陸と地続きになるというトンボロ現象が起こることで有名。ただこの時期の干潮時は潮の引きが弱く、この現象が見られないのが残念。
堂ヶ島温泉ホテル
この日の宿泊は堂ヶ島温泉ホテル。
西伊豆町の海辺にある温泉旅館。
フロントの向かいには岡本太郎の作品が。
わたし伊豆には30年近く前に仕事で一度だけ訪れたことがあるのだが、その時に泊ったのがこちらのホテルだったような・・・。
お部屋はこんな感じ。昭和の時代の温泉旅館の風情。
部屋からは三四郎島と沈む夕陽が観える。
大浴場オーロラの湯。お湯は無色・透明・無味・無臭だがツルスベ感あり。加温のみのかけ流しとのこと。なかなかいいお湯だ。
大浴場とは離れて海辺にある渚の湯は露天風呂のみ。こちらには洗い場もない。潮騒を聞きつつ頭上の星を観ながらの夜の入浴は楽しい。大浴場から直接いけないのはちと不便だけど・・・。
夕食はドリンク飲み放題。全てセルフサービスだが、ビール、日本酒、焼酎、ワインなど種類豊富。
特に日本酒は静岡の銘柄を揃えるこだわりよう。
ビールと下田美人でスタート。
料理はビュッフェスタイルで、食べ放題。が、あまり食指がうごくメニュがなくて・・・。
一人ずつお刺身盛り合わせと金目鯛の煮付けがついてくる。お刺身はたぶん切り置きで鮮度がよくないのがみただけでわかる。実際おいしくない。煮付も特筆すべきはなく・・・。
なんだかわからないがこんなのもついてた。
ビュッフェからチョイスしたのがこの料理。右上はイカとカンパチで海鮮丼。ご飯は酢飯でこれはまずまず。
このあたりでお腹もふくれてきて終了。結局ビール×3、日本酒×1を呑んだだけだった。
翌朝の朝食もビュッフェスタイル。
こんな感じのチョイス。
まぐろ漬け丼って書いてあったけどホントにまぐろ?ご飯は白米だが、味噌だれに漬けてあっておいしかった。
おそばで〆て食後はコーヒー。
布団は自分で敷く、アメニティと浴衣はフロント前にあって自分で部屋に持って帰る、という極力人件費を削った仕組み。宿泊は一人9,200円+入湯税150円だが、クーポンの割引が2,700円強あって、一人6,500円強の支払い。料理がちょっと残念だったが、このご時勢にこの料金なら文句は言えない。お湯がよかったのでまずまず悪くなかった。