塩田武士の『騙し絵の牙』を読んだ。
騙し絵の牙(1) (角川文庫) [ 塩田 武士 ]
大手出版社で雑誌の編集長を務める主人公が、出版不況で次々に雑誌が廃刊になるなか、雑誌の生き残りをかけて奮闘する。
雑誌の舞台裏、編集者と作家の関係、スポンサーとのタイアップなどわたしの知らない世界が描かれていて、それだけでも楽しいのだが、なかなかに骨太な作品で読み応えあり。読んでおいて損はないよ。
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