まさきとしかの『あの日、君は何をした』を読んだ。刑事が殺人事件の真相を追うミステリー。
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北関東の架空の都市、前林市。ここで起こった連続殺人事件の容疑者が逃走、深夜に目撃情報があり、警察が捜索していたところ、自転車に乗っていた中学生が逃走して駐車中のトラックに激突して死亡。のちに容疑者は捕まったのだが、深夜に中学生は何をしていたのか・・・。
15年後、都内で殺人事件が発生、重要参考人は行方不明。刑事が捜査をしていくと驚きの真実が・・・。
都内の殺人事件と15年前の中学生の事故死がどうつながるのかまったく読めなかったのだが、そりゃ無理でしょ。けっこう強引な印象は否めないがそれなりに面白く読める。が、伏線少なすぎで、絶対わからんよ。タイトルは事故死した中学生に対しての問いかけ。
以下ネタバレを含むので未読の方は読まないように。
まさか事故死した少年の母親が犯人だとは・・・。ほとんど登場してなくてそりゃわからんよねぇ、しかもその動機がサイコホラーじゃないのって感じ。さらにタイトルの問いかけ。まさか少年が人を殺して死体遺棄していたとは・・・。驚きの真実に、お話についていくのが精いっぱいだった。
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