movieloverの辛口日記2!

50代のおっさんの日記です。書きたいこと書いてます。

『失楽園』(渡辺淳一)

2025年01月03日 00時03分54秒 | 読書

渡辺淳一の『失楽園』を読んだ。

ダブル不倫に溺れる久木と凛子の性愛を、久木の語りで綴るお話し。性描写が多いのだが、阿部定事件や有島武郎の心中事件など、愛するが故の殺人、心中といったお話しが挿入されていて、死に向かう二人の行く先を暗示していてやや暗い印象。

日経新聞連載時から話題になったベストセラー、今更ながら読んでみた。官能小説みたいに言われていた記憶があるが、いま読んでみるとそんなに過激じゃないね。愛とセックスの関係、永遠の愛を問いかける作品だ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

失楽園(上) (角川文庫) [ 渡辺 淳一 ]
価格:607円(税込、送料無料) (2025/1/2時点)


 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

失楽園(下) (角川文庫) [ 渡辺 淳一 ]
価格:607円(税込、送料無料) (2025/1/2時点)


 

が、なんだかなぁって気がしないでもない。特に心中の状況(男性器と女性器がつながったまま死んでいるのが発見される)は物理的に可能なのか? 考え出したら眠れなくなりそうだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おこのみチエ ふたたび | トップ | 守山湯元 水春 ピエリ守山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事