一橋文哉の『もう時効だから、すべて話そうか』を読んだ。
|
事件記者として重大事件を取材してきた筆者が、事件の真相や裏側を語る作品。グリコ森永事件、和歌山カレー事件、世田谷一家惨殺事件、オウム真理教の一連の事件など有名な事件を中心に、どこまでが本当のことかはわからないが、事件の裏側が語られていて、知らなかったことは素直に面白く読める。が、タイトル通りではなく、すべて話していないのは残念。特に三億円事件の真相と犯人について語られていないのはタイトルに偽りアリだ。やたらと話が脱線することも多く、読んでてなんだかなぁ・・・。わざわざ読むほどでもなかったなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます