秦建日子の『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』を読んだ。クリスマス直前に東京で起こる爆弾テロを描くサスペンスミステリー。
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誰が何のために起こす爆弾テロなのか? たっぷりと張られた伏線と、終盤の二転三転する展開にページをめくる手を止められずに一気に読了。面白く読める作品で、ちと無理すじな気がしないでもないが、勢いで読ませる。
以下ネタバレを含むので未読の方は読まないように。
すべて読み終わってから疑問に思うのは、どうして須永基樹が爆発の殺傷圏70mを知っていたのかってこと。単に読者をミスリードするためか? 犯人の動機を含め、やや強引な展開は否めない。
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