恩田陸の『チョコレートコスモス』を読んだ。
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演劇のオーディションがメインのお芝居のお話しで、大学の演劇サークルに入ってお芝居を始めたばかりだが、観るものを惹きつける佐々木飛鳥がその中心。主に、脚本家の神谷、舞台女優の東響子、大学の演劇サークルの巽、この3人の視点で語られる。
オーディションのシーンが圧巻で、著者の表現力がすごい。わたしの乏しい語彙力ではそのすごさをうまく語れないのは残念だが・・・。演じるのがわたしの大好きなテネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」だということもあって、ぐいぐい引き込まれて一気に読了。これは面白い!!読んでおかないともったいない作品。続編もあるみたいだが、現在のところは未完みたい。当然に続編も読んでみたいところ。
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