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胡蝶蘭といい、鹿といい、みな心静かに、落ち着いて、美しく生きている。ニックもそう。書の先生もそう。一気呵成に弾いたり、書いたりしているようでも、身の内に鹿の如き落ち着きと、蘭の如き美しさがある。私もそうなりたい。なぜ私はそうならないのか。私はやる時は一気にやり、やらない時は一気にやらない。この「一気」という状態が駄目なんである。イッキ、イッキ、と酒を飲む輩は下品で美しくない。同じ事が全てに言える。
と言いつつ、京都の高級生麩を頂いて美味しさが止まらず、冷凍してゆっくりと食べる選択肢もあったのに、一気に料理して一気に食べた。嗚呼。美味しかった。生麩礼賛。
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焼き生麩、山葵醬油。
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ベーコン生麩、ほうれん草、玉葱、ズッキーニ、トマトソース。
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南瓜生麩、玉葱、しめじ、ブロッコリーのカルボナーラ。
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栗生麩のペスト(ジェノベーゼ)。
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絶品生麩饅頭。(これは頂きもの。)ニック曰く「この饅頭が饅頭の中で一番旨い。」