旅に出てみてそのよさが
しみじみわかる詩の街
そんな街です そんな街です
はこだて
そんな街です そんな街です
はこだて
函館讃歌二番の歌詞より。
函館市民オーケストラ演奏会一曲目の函館讃歌。
客席を見回すと、お客さんが歌っているんです。楽団員も歌いながら弾いている。私の隣に座ってた、いつき組の中村すじこさんに聞いたら、四季折々行事の時なんかに市民も生徒も歌うそうです。次来る時があれば、私も覚えて歌いたい。
そういえば、会場には子供たちの姿もたくさん。学校をご招待している様子でした。定期演奏会に子供たちを招待して音楽に親しんでもらう。国際的なソリストを迎え、カーネギーホールで聴くような本格のクラシックも肌で感じてもらう。そんな街です、函館は。
五稜郭に聳える桜の老木たち。花が咲く頃はさぞ壮観でしょう。ニックもその仲間入り。七十四歳。まだまだコンチェルトが弾けます。そんな手応えを感じた今回の演奏会でした。私も俳句が詠めました。オケの前で一句披露するのも楽しみでした。
地方のオーケストラの方々へ。今回のような実り多き演奏旅行なら、ニックと私はどこでも参ります。是非お声をおかけ下さい。一緒に俳句と音楽を楽しみましょう。
七十四歳のコンチェルト水の秋