山梨県下最強の俳句パワースポット『飯田蛇笏・龍太の山廬』へ行って来た。
蛇笏の作った東屋狐亭! (修復後。扁額は、十一代当主飯田秀實さんの字。)
池にあった糸紡ぎ水車の歯車の卓。
龍太の狐川。
「これがあの、あの、一月の川一月の谷の中、の川ですねっ!!」とあまりの興奮に、橋の手前の坂で苔に滑って転倒した私。
(多分)江戸時代から苔むしていた石垣。お城みたい。
樹齢四百年。江戸時代からある大欅。
昔は洞の中に龍太先生も入ったという。
今は土が盛られた洞。隣のトトロの世界!
裏山を登ると桃畑。
日本アルプス。
お茶の花。
栗の木。
庭の松。
飯田家書斎。句が生まれ、句が選ばれた、俳句パワーを感じまくる。
二階は養蚕場であった。裏山には桑畑。
大きな米倉が、蛇笏・龍太の俳句ミュージアムになった。
俳人の魂の残る品々。
二階句会場の窓から甲斐の山並。
『玉蟲のびゆーんとふたつ落ちてきし 杏子』の句のやうな玉虫!!
この裏山をまさに私は歩いた!
かたつむり句会のネーミングの元になった飯田龍太の句!
飯田家の井戸水で、日本茶ソムリエである多惠子さんが淹れてくれた香しい茶。
書斎の膝を温める炭のぬくもり。
夢のような時間を過ごし句も授かった。今度は仲間と吟行&句会をしに来よう。句縁に感謝!