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ミセスローゼンの上人坂日記

春の鴨アリベデルチと挨拶を


「アリベデルチ」
母のぐるうぷほうむは一階と二階で二つのぐるうぷが住み分けている。母のように二階から動かない人は一階の人を知らない。昨日、私とニックがお見舞いを終えて帰りしなに、一階のリビングの窓際に居た人が、手を振りながら別れの言葉を言った。ニックが「アリベデルチ!」と手を振って挨拶を返した。「なぜイタリア語?」と聞くと、「だって彼女が今アリベデルチと挨拶しただろう?」って。無い無い。アリベデルチは絶対無い。NYマンハッタンではありべでるち、松山では無いべでるち。

※ アリベデルチ:イタリア語のさようなら







自転車でぐるうぷほうむへ行った帰りには、韓丼店かマックへ寄る。何故ならば、私が母の立場ならば、子供達に楽しんで来て欲しいから。お見舞いの帰りにマックへ寄ってエグチ食べたよ! と、笑顔を見たいから。泣かない事、不幸にならない事、それが何よりの親孝行なのだから。


「エスタビザ」
何かあれば、アメリカにいつでも行けるように、エスタビザを更新しておく。これで来年春まで大丈夫。前回は14ドルだったのが21ドルに値上がりしていた。







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