塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

勤務における矛盾点

2023-04-24 22:00:03 | 日記
 勤務をしていると、学生時代とは当然異なる環境が生じます。


 僕がそうなのですが、年齢は僕が上だが役職では年下の人物が上、と言う形が一般的でしょうか。


 僕は当然配下ですから、言葉遣いには気を配っていますよ。


 しかし「彼」の方は


 「じゃあ帰るわ」
 「はっ?何で?」


 とか、思いやりや人間性に欠ける言葉遣いが多いのです。


 かつていた部署でも同様の出来事に遭遇しましたが、その責任者は


 「塚田さんがいるので安心できます」
 「ではお先に帰らせていただきます」


 と丁寧な言葉遣いで、僕をいつも労ってくださり今でも感謝しているくらいです。


 FCバイエルン・ミュンヘンのナーゲルスマンは、自分よりも優勝経験のあるトーマス・ミュラーやマヌエル・ノイアーなどとの間に、想像ですが横たわる何かがあったのではないでしょうか。


 勿論セネガル代表のサティオ・マネのように、いきなりブンデスリーガにやってきて環境の劇的変化に戸惑う選手からすれば、ナーゲルスマンにもっと温かい声を変えてほしかったと思う選手もいると思うんですよ。


 ある意味ナーゲルスマンは、自分の分析力を過信しすぎてしまい、そこが自分では気づかないうちに表ざたとあり、信頼を失っていったのかもしれません。


 それはチェルシー初年度のアンドレ・ヴィラスボアスもそうでしたが


 「どうして同世代のやつに頭を下げなくてはいけないんだ」
 「何がそんなに偉いんだ」


 と選手が思い始めたら、もうおしまいというわけです。


 チェルシーはアントニオ・コンテやグース・ヒディンクなど、場数を踏んだ指揮官の招へいも多かったわけですが、フェリポンやモウリーニョのように、解任された指揮官もいます。


 それだけ現場を預かることは困難であり、同時に選手の胸中は様々である、と言う点も確かでしょうが。
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ダービーの真の価値観はどこに

2023-04-24 21:45:57 | 日記
 AC長野パルセイロが松本大学に勝利し、松本山雅との一戦で天皇杯参戦を目指します。


 昨年もそうでしたが「信州ダービー」はリーグ戦の2試合以外でも開催されるわけですが、ではダービーの価値はどこにあるのでしょうか。


 例えばUEFAチャンピオンズ・リーグでは、ACミランとインテル・ミラノが今季の4強以外でも、2003年と2005年にぶつかっているわけですが、その重要度はセリエAと比肩できると考えてよいのか正直判断がつきません。

 
 スペインでもレアル・マドリードとFCバルセロナのエル・クラシコは、テレビの高視聴率と物販売上が確実に期待できますが、ではコパ・デル・レイで対戦した際も伝統の一戦と呼ぶべきでしょうか。


 そこにはレアル・マドリードとアトレティコ・マドリード、FCバルセロナとエスパニョールと言う関係も付随していくわけですが、日本も含めてダービーの基本はチャンピオンズ・リーグを含むカップ戦ではなく


 リーグ戦における2試合
 ダービーに勝利すれば、ファンの憂さ晴らしに最適


 と言う形で完結するように思います。


 スコットランドにおけるオールド・ファーム
 イタリアにおけるナショナル・ダービー
 アルゼンチンにおけるスーペル・クラシコ


 では警官隊が警護に当たる、宗教的価値観の相違による暴動など、どうしても流血に至ってしまう事件が過去にはあります。


 多摩川クラシコ
 長良川ダービー
 静岡ダービー


 など、日本では少なくとも流血や暴動とは無縁な、治安面で警察の厄介になる事態にまで発展しないこと、この点は実は誇るべき事柄ではないでしょうか。


 信州ダービーはJ3の名物ですが、更に上のカテゴリーにおける早期実現の声が挙がるのは、ある意味当然と言えます。
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選手に誘惑が襲い掛かるとき

2023-04-24 21:34:12 | 日記
 押見修造原作「おかえりアリス」の4巻を今日、購入しました。


 主人公の亀川洋平は1巻から、幼馴染の三谷に憧れ、いつか交際したいという気持ちを抱き続け、この4巻の終盤で二人は(亀川洋平の意志は希薄になりつつありますが)セックスをするんですよ。


 僕が読んで思い浮かべたのは、チリ代表のギャリー・メデルでした。


 プレミアリーグのカーディフ
 セリエAのインテル・ミラノ
 2014年FIFAワールドカップ出場


 という経歴だけでなく、ブラジル代表のネイマールを「虚仮」にする発言で有名な彼ですが、実はメデル、確か16歳でしたか、既に双子の父親になっているんです。


 チリもブラジルも基本はローマン・カソリックですから、


 父のいない子供は不義の子供になる
 中世や近代はそのために責められ、つらい思いをする女性が数多く存在


 という形でした。


 ギャリー・メデルが実子を「不義の子」にする考えは到底なかったと思いますよ。


 ただ日本だろうがチリだろうが、10代で妊娠と出産をし子育てすることは並大抵(メデルは収入が確保できていますが)の覚悟ではできませんし、お金もそうですが周囲からの侮蔑的視線もあるでしょう。


 我が両親のように昭和の世代は


 妊娠と出産は、結納や結婚式、新婚旅行の後にくるもの
 妊娠させた男は結婚と言う責任を背負うべきだ


 と考えるでしょうし、「順序」を守る必要があると考えますし、僕もそうだとは思いますね。


 一方でサッカー選手が婦女暴行事件で諮問機関に掛けられる事例も多く、大金と名声はある意味、飲酒や麻薬よりも危険性が高いと思わざるを得ません。


 米国代表のフレディ・アドウが最近、自分の過去を語り、遊び惚けて鍛錬を怠ったと語っていますが、それだけ選手の周囲には楽しい誘惑が待っているという事実が横たわっています。
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心にゆとりを持ちたいものです

2023-04-24 21:19:13 | 日記
 高校時代のことです。


 卓球部に在籍していた僕が試合で遠出をする際、母は


 「使う、使わない関係なくお金をあげるよ」
 「使わなければ返してくれたらそれでいいから」


 と大目に交通費をねん出してくれました。


 松本市まで遠征に出かけた際、目的地の体育館(市街地)ではなく、現在の松本アルウイン近辺の体育館だとわかり、途方もない形で出向いたことがあります。


 7人で松本市まで出かけたのですが


 3人は試合を棄権する形で帰宅希望
 僕を含む4人は、棄権は忍びないので体育館まで出向く


 と言う選択肢を取ります。


 幸運だったのは少なくともタクシー運賃を4人で支払えたことでしたが、母の助言が無ければ僕はお金が底をついて、帰宅すらできなかったと思います。


 今、母は年に何度か長野市まで出向くのですが、僕はインターネットからプリントして


 「これが長野駅の案内だよ」
 「バス乗り場はここだから」


 と資料を渡しますし、お茶やビスケットを買って渡します。


 あの時母がお金を出してくれたことには及びませんが、僕なりの恩返しのつもりです。


 連休中、Jリーグの試合を自家用車で観戦する方は、時間、食料、お金にゆとりがあったほうが気が楽だと思います。


 僕は知らない道を運転していると、それだけで緊張しますからサッカー観戦だろうがなかろうか、遠出の際は電車とバスを使うのですが。


 当時は携帯電話がありませんから、家に現状を伝えるには公衆電話を探す必要があり、必ずテレホンカードを所持していました。


 その反省から僕は今でもテレホンカードを用意し、近所の公衆電話の位置を確認していますよ。


 スマートフォンは便利ですが、その便利さがいざという時の考えを怠る要因になりかねないのは、何となく矛盾しています。


 海外サッカー観戦の際、日本と異なり街中で通話していると、金持ちだと思われてしまい犯罪に遭遇しやすいとまで言われますからね。
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