塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

生きた心地がしない瞬間

2024-12-23 22:17:05 | 日記

 その「冷静と情熱の間」では、篠原涼子も出演しています。

 

 彼女は竹野内豊が演じる主人公、順正を愛してやまない女性役なのですが、それは順正がある事件に巻き込まれ、イタリアでの生活をやめると決断した際、語学学校を退学してまで、順正の後を追いかける。

 

 という役柄からも伺えます。

 

 その事件、彼は無罪なのですが、アパートでも呆ける、脱力する形で生きている気配がないんです。

 

 篠原涼子演じる「まみちゃん」は

 

 順正の履くジーパンのジッパーを下す

 彼の膝に自らまたがり、キスをする

 

 という、大胆な形を見せます。

 

 そこには「私はあなたを見捨てない」」という強い信念がうかがえる一方、女性の持つ芯の強さも感じましたよ。

 

 ワールドカップの本番や最終予選でpkを外した選手や、レッドカードで退場した選手たちも、この順正のように生きている感触はないのでしょう。

 

 2006年ワールドカップ、カメルーン代表は最終戦(対戦相手は覚えていないのせすが)、勝利すればドイツに行けました。

 

 しかしインテル・ミラノに在籍するピエール・ウオメが、最後pkにもつれ込んだこの試合、最後のキッカーに指名され外してしまいます。

 

 彼がミラノに戻ったからこそ、命の安全は保障されたと思いますが、仮に彼が地元のカメルーンか、もしくはアフリカのクラブでプレイしていれば、本当に脅迫の対象になったかもしれません。

 

 また2010年ワールドカップ、日本代表が16強のパラグアイ代表との一戦、やはりpkで敗北しましたが、最終キッカーとなる駒野雄一は、外してからというもの本当に生きた心地はなかったと聞きました。

 

 そんなとき、周囲はどのような態度をとるべきか、サッカーは残酷な面を持ちますね。

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