その「冷静と情熱の間」では、篠原涼子も出演しています。
彼女は竹野内豊が演じる主人公、順正を愛してやまない女性役なのですが、それは順正がある事件に巻き込まれ、イタリアでの生活をやめると決断した際、語学学校を退学してまで、順正の後を追いかける。
という役柄からも伺えます。
その事件、彼は無罪なのですが、アパートでも呆ける、脱力する形で生きている気配がないんです。
篠原涼子演じる「まみちゃん」は
順正の履くジーパンのジッパーを下す
彼の膝に自らまたがり、キスをする
という、大胆な形を見せます。
そこには「私はあなたを見捨てない」」という強い信念がうかがえる一方、女性の持つ芯の強さも感じましたよ。
ワールドカップの本番や最終予選でpkを外した選手や、レッドカードで退場した選手たちも、この順正のように生きている感触はないのでしょう。
2006年ワールドカップ、カメルーン代表は最終戦(対戦相手は覚えていないのせすが)、勝利すればドイツに行けました。
しかしインテル・ミラノに在籍するピエール・ウオメが、最後pkにもつれ込んだこの試合、最後のキッカーに指名され外してしまいます。
彼がミラノに戻ったからこそ、命の安全は保障されたと思いますが、仮に彼が地元のカメルーンか、もしくはアフリカのクラブでプレイしていれば、本当に脅迫の対象になったかもしれません。
また2010年ワールドカップ、日本代表が16強のパラグアイ代表との一戦、やはりpkで敗北しましたが、最終キッカーとなる駒野雄一は、外してからというもの本当に生きた心地はなかったと聞きました。
そんなとき、周囲はどのような態度をとるべきか、サッカーは残酷な面を持ちますね。
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