こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

子どもの希望を育てる社会

2005-05-15 00:28:02 | 希望
児童心理6月号(金子書房)に「子どもの希望を育てる社会」という小論を書いた。

その冒頭に掲げたのは、アラゴンの詩の有名な一節。

 教えるとは 希望を語ること
 学ぶとは 誠実を胸に刻むこと
 (ルイ・アラゴン『ストラスブール大学の歌』より)


小論は4節からなっている。自分自身でおこなった調査を含めて関連するデータを紹介し、その結果にもとづきながら、明日を生きる子どもの希望を育てる社会について考察した。

 希望が失われていく社会
 絶望のなかから生まれる希望
 希望の拠り所としての自己信頼
 希望の社会、社会の希望


12日に発売されたばかり。関心のある方は読んでいただければ幸いである。


児童心理