こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

散髪に行く

2005-06-02 13:30:03 | くらし
ベルギーに来る前に切ってきた髪もだいぶ伸びてきた。襟足が気にかかる。気分を変えるために、散髪に行くことにした。

大学へ行く途中にある店に出かける。入って女性に「髪を切りたい」と伝えると、予約ノートを見て、「OK」との返事。3つならんだ鏡の前のイスに座る。横では先客が髪を切ってもらっている。10分ほどして、私の番が来た。

「2センチほど切って」と言いながら、親指と人差し指でおよその長さを示す。その後は、襟の部分から始まって、脇、頭頂へと切り進んでいく。やることはどこでも同じ。切ってもらっている間に、だんだんと眠くなってくる。なぜだろう。子どもの頃、寝付くときに、頭をなぜてもらうと、夢の世界にだんたんと引き込まれていったのと同じ。頭には、眠りの世界へのスイッチが付いているようだ。

20分ほどして完成。可もなく不可もなし。値段は12.3ユーロ(1,600円ほど)。店の名前はRene Richard。カウンターに置いてあったら名刺をもらう。ЯRというロゴが印刷してある。ロールシャッハの図版のように左右対称。なかなか洒落ている。

散髪からの帰り道、何人かの床屋のオヤジのことが思い浮かんだ。「下唇の下の部分はチャームポイントだから、そこのヒゲは▽に揃えるように」と教えてくれた高尾のオヤジ。「あごひげは長くのばして、手でなでつけてカーブをさせて整えるように」と教えてくれた一宮のオヤジ。1000円のカットでは、そういうふれあいは期待できないのだろうな。