こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

Harte Schule ドイツの学校での卒業式

2005-06-10 16:02:06 | 希望
ZDF.de - Einzelsendung

昨晩、夕飯を食べながら見たZDFのドキュメンタリー番組。全寮制の小さな学校。17歳の男女合わせて一学年30名ほど。朝になると、ネクタイを締めた先生が生徒たちを起こしに来る。体操のようなことをしたあとに朝食。勉強の時間は、結構厳しい。対数の勉強の様子が映っていた。一人ひとりのノートを集めて、それに赤ペンを入れる先生。生徒と教師の関係の深さは、小さな学校ならではだと思った。

キャンプに行ったり、夜は枕投げがあったり。友だちとの語らいも楽しそうだ。きっと卒業しても、長い間のつきあいになるんだろうな。

卒業式の場面では、校長先生が一人ひとりに卒業証書を渡す。壇上に勢揃いした生徒たちは正装をしている。みんなで「蛍の光」を歌っていた。見守っている親たちは、普段着の人が多かった。式が終わって外に出ると、みんな抱き合って泣いている。印象的なシーンだった。

ドイツ語はわからないけど、伝わってくるものが多い番組だった。ドイツ語の分かる人は、上のHPへ。オンライン辞書で調べたら、Harteはhardなんですね。だから厳しかったのか。でも、それだけいろんな体験が凝縮しているんだろうなあ。若いうちのこうした体験は、きっと一生の財産になるのだろうと思った。

6月10日 時の記念日 ミルクキャラメルの日

2005-06-10 05:22:56 | 時間
6月10日は時の記念日。

私は腕時計をしない。もう20年以上になる。締め付けられるような感じが嫌いなのだ。私の時計は、いつもペンケースの中に入っている。必要なときに、それを出して時間を見る。授業のときなどには必須だ。

いつもは時計を持っていなくても困ることはない。どこにでも時計はあるし、どうしても知りたければ誰かに聞けばいい。今は枕元に小さな目覚まし時計が一つ。ベルギーに来てから、起床時間をセットしたことがない。朝5時になると、鳥たちが鳴き始める。それが目覚まし代わり。それでいつも少し寝不足気味。



今日は何の日~毎日が記念日 より引用。

東京天文台と生活改善同盟会が1920(大正9)年に、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定。
「日本書記」の天智天皇10(西暦671)年4月25日(新暦6月10日)の項に、漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。とあることから。「漏刻」とは水時計のことである。


同じく、今日はミルクキャラメルの日。これは初めて知った。

日経プレスリリースより引用

≪6月10日はミルクキャラメルの日≫
 森永製菓株式会社の創業者である森永太一郎は、明治32(1899)年、アメリカで学んだ製法をもとに、日本で初めてキャラメルの製造販売を行いました。その後、日本人の味覚に合わせて改良を重ね、「キャラメル」に"ミルク"の冠詞を付け、大正2(1913)年6月10日に「ミルクキャラメル」を発売しました。1粒5厘のバラ売り用ミルクキャラメルは大変好評で、その年の8月から新聞広告を掲載、日本中に『ミルクキャラメル』という名が知れわたりました。そこで当社で6月10日をミルクキャラメルの日と制定しました。
 翌年の大正3(1914)年に初めてポケット用の黄色い紙サック入りミルクキャラメルを発売し、現在に至っています。