どうも最近、このブログでは残念な話題ばかりを扱っているような気がします。
文書の改ざんだとかなんだとか……
まあ、世の中が残念なニュースに満ちているのでそれも仕方ないんですが……しかし、そんなことばかり書いているとだんだん心がすさんでくるので、ここでひとつ、心が洗われるような音楽を取り上げてみようかと思いました。
シャルロット・チャーチの Pie Jesu という曲です。
シャルロット・チャーチは、12歳でデビューし“天使の歌声”といわれた人ですね。
第一作がまさに『天使の歌声』(原題Voice of an Angel)というアルバム。
その一曲目に入っているのが、Pie Jesu です。ウェバー作のこの曲はシャルロットの代表曲のようになっていて、日本でもテレビCMで使われていました。
VEVOの動画も貼り付けておきましょう。
この動画は、彼女が15歳ぐらいのときですかね。
私としては、一緒に歌っている少年のほうが驚きなんですが……
”天使の歌声”といわれたシャルロットですが、その後は、ポップ方面への進出がうまくいかず、歌手としてそれほど目立った活動はできていないようです。
いろんなスキャンダルもあり、ウィキ情報によると、スキャンダルの多いミュージシャンとして知られる元オアシスのリアム・ギャラガーから「後継者はシャルロットだ」といわれたりしているそうです。
まあ、そんなもんでしょう。誰もピュアなままでいることはできないんです。
浮世の垢とでもいいましょうか……世の中の汚い部分というのはどうしたってあるわけで、そこからは逃げられないわけですね。心が洗われるような音楽、といいましたが、汚い現実のほうにも目をむけていかないと……と、やっぱり結論としてはそういう話になってくるんです。