手稲文化協会に民謡のサークルが8団体が加盟していたのだが、つい最近になって三団体が相次いで退会することとなった。
理由は、会員が皆止めてしまったのだという。話を聞くと確かに会員が減少していて、大変だったという。練習会場も区民センターとかコミュニティセンターとなれば、それなりの会場費が掛かる。私の詩吟の会も区民センターを利用していますから判ります。週1回、月4回の稽古でも、会員が10名以下では苦しい。幸い私の会はクリアできていますが、民謡はかなり大変かもしれません。
昔から見るとサークル活動の幅が広くなり、華やかな会も多くなってきている。フラダンスとかカラオケとか、リズムダンス、パークゴルフ等など、選択の幅も広がり、特に伝統芸能部門への参加が極めて少なくなってきているのです。
以前は、老人クラブの活動もかなり華やかだったのですが、最近は高齢化の時代なのに、あまり会員が増えず、活動も停滞がちになっているみたいです。
老人クラブの高齢化・・笑い話でなく現実なのです。高齢化し、活動も活気を失ってくると、新しく入る方の意欲をそぐ結果となるのです。
手稲区の民謡はどうなっていくの?心配です。文化協会が協力できるものは無いでしょうか。一つ考えられるのは、各老人クラブへ働きかけ、講師をボランティアで派遣する取り組みはどうでしょう。民謡に限らず、希望があれば対応するそんな取り組みをして見るのはどうでしょう。