手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

二人だけの出席 でも楽しい教室になりました

2015-08-10 17:49:33 | 詩吟関係
  今日は三人になると思っていたら、今日になって一人欠席者が出て二人だけの教室になりました。

 時間はあり余ります。それで、今度二段を受審するFさんに、審査とは関係ないけれど特別講義をしてあげた。20分ほど漢文の訓読法について話してあげました。
 
 稽古に入って、一か所どうしても改まらない箇所が以前からあり、ずいぶん注意しても治らなかった。今日気が付きました。詩文の読み方が拍としてとらえていなくてリズムのない読み方になっていたのです。その注意をしてみたら、一気に変わりました。とてもリズム感のある、伸びやかな吟に変わりました。本人もびっくりしていました。そんなことでとてもいい勉強になったみたいです。もう一人の方には、高段者なので、一吟だけやってもらって、これからの大会かで使う吟題の稽古を二人にしてもらいました。苦労することなくほぼマスタ―してくれました。 独吟と 合吟の稽古、どちらも楽しくやってくれました。

 そのあと別の方が使う吟題「河内路上」を稽古してみました。とても楽しく吟じ切ることができました。少ないけれど本人は満足して帰れた教室になりました。

 教えることの面白さ。どのようにその日の指導を組み立てるかは教える人の力量にかかっています。指導案をどのように組み立てるか。単に吟を教えるだけではなく周辺の問題なども配慮した指導案を組める力量が要求される。要するに自己研修を重ねて指導力を向上させることが指導者の当然の義務だとおもう。
コメント
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