今日は4名の稽古になりました。
通常の稽古終わったら1時55分だった。少し休憩。休憩中に質問か出ました。半高音のA・B、五線譜で表現するとどうなるのか?という新人からの質問でした。それに絡んで詩吟の音程について解説してあげました。主音、副主音についてそして詩吟は主音に始まり、主音で終わる原則。今のアクセント重視の場合の音程の取り方などに触れてあげました。しかし、実際に譜面に書き起こして説明しないと口では理解がむつかしいところもある。特にアクセントを重視する今の吟法に随うと結構面倒になる。詩吟を構造的に知ってもらう必要があるけれど、なかなか時間が取れない。次々に会員が変わっていくので、そのたびというわけに行かない。結局先輩たちの吟を聞きながら、理解してもらうしかないところがある。
私が詩吟を始めたころは、かなり単純で普通の入りは、ミ・ファと入って母音返しで主音に持ってくる。中高音はラから揺り落とす。上は シ、または ドから揺り落とすといったようなことで比較的単純だったけれど、今はアクセント重視から幅が広くなり、それに応じた音程での吟が主流になっている。コンダクターの弾けない方はかなり苦労しなければならないものになってきている。
これは、伝統芸能として音楽芸術に分類される詩吟が、より音楽性の高いものへ進化していることになる。
詩吟の出発点は極めて素朴なもので、蛮声を張り上げて朗々と吟じるものだった。それが次第に形式が固まり、大衆芸能へと進化してきた。それが、更にコンクールなどが盛んに催されるようになって、本格的な声学などを勉強し、日本語の正しい読み方などを学んだ方がコンクールの優勝者になる時代になって、詩吟の吟法、発声法なども純音楽的な高度の技術が要求されるようになってきている。
これは素晴らしいことなのだけれど、大衆性が失われないか心配なところもある。
話が変わりますが、今日手稲第一教場の詩吟、一寸喉の調子もよさそうになのでつい声を出してしまった。すると咳が出始めて止まらない。痰も付く。明日はセンターの詩吟、声を出さないわけに行かない。明後日は健幸くらぶ、15日の大会までに回復してくれるのだろうか。 つらいところです。
通常の稽古終わったら1時55分だった。少し休憩。休憩中に質問か出ました。半高音のA・B、五線譜で表現するとどうなるのか?という新人からの質問でした。それに絡んで詩吟の音程について解説してあげました。主音、副主音についてそして詩吟は主音に始まり、主音で終わる原則。今のアクセント重視の場合の音程の取り方などに触れてあげました。しかし、実際に譜面に書き起こして説明しないと口では理解がむつかしいところもある。特にアクセントを重視する今の吟法に随うと結構面倒になる。詩吟を構造的に知ってもらう必要があるけれど、なかなか時間が取れない。次々に会員が変わっていくので、そのたびというわけに行かない。結局先輩たちの吟を聞きながら、理解してもらうしかないところがある。
私が詩吟を始めたころは、かなり単純で普通の入りは、ミ・ファと入って母音返しで主音に持ってくる。中高音はラから揺り落とす。上は シ、または ドから揺り落とすといったようなことで比較的単純だったけれど、今はアクセント重視から幅が広くなり、それに応じた音程での吟が主流になっている。コンダクターの弾けない方はかなり苦労しなければならないものになってきている。
これは、伝統芸能として音楽芸術に分類される詩吟が、より音楽性の高いものへ進化していることになる。
詩吟の出発点は極めて素朴なもので、蛮声を張り上げて朗々と吟じるものだった。それが次第に形式が固まり、大衆芸能へと進化してきた。それが、更にコンクールなどが盛んに催されるようになって、本格的な声学などを勉強し、日本語の正しい読み方などを学んだ方がコンクールの優勝者になる時代になって、詩吟の吟法、発声法なども純音楽的な高度の技術が要求されるようになってきている。
これは素晴らしいことなのだけれど、大衆性が失われないか心配なところもある。
話が変わりますが、今日手稲第一教場の詩吟、一寸喉の調子もよさそうになのでつい声を出してしまった。すると咳が出始めて止まらない。痰も付く。明日はセンターの詩吟、声を出さないわけに行かない。明後日は健幸くらぶ、15日の大会までに回復してくれるのだろうか。 つらいところです。