手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター 詩吟

2018-02-06 18:59:55 | 詩吟関係

 まずまずの天気でしたから参加者が少ないという心配はしなかった。15名の参加でした。

 今日は「江雪 柳宗元」「青葉の笛 松口月城」をやりました。

 「江雪」は前回もやっていますので、解説は省いて、五言絶句の吟の特色として、「入り」と「転句」の落とし、一つ落とし、二つ落としについて解説してあげました。「入り」の一つ落としは、七言では四言のところが二言になるから、足りない二言分の余韻の引きの長さを引き伸ばし、母音返しをゆっくりとして振り止める。という構造的な点について話をし、又、転句の二つ落としについては、私などが詩吟を習った当時は、アクセントをそれほど重視しない吟じ方で、五言の転句は上の「ド」で入り「ラ」まで落とす、その時の母音返しが二度になるので、二つ落としといっていたのですが、今、アクセントを厳重にすると二つ落としが必要なくなる事も出ます。そのことを話してあげた上で私は、アクセントを無視してもここは二つ落としで行きますといって指導しています。その方が五言としてのメリハリが出ると思うのです。

 「青葉の笛」は、敦盛の追悼歌のように思えますが、私は平家一門への追悼歌と取りたいと話してみました。最初に小学校唱歌「青葉の笛」を歌って聞かせてあげました。そのあと「一の谷」に関係して若干質問を交えながら話をしてから吟に入りました。15名いますと時間の使い方がそんなに心配らないので助かります。今月はこの後「敦盛」と「忠度」をやる予定です。

 

コメント
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