手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

手稲老人福祉センター

2005-01-22 22:11:41 | 詩吟関係
 手稲区曙2条1丁目。此処には手稲区の公共施設がずらり並んでいる。温水プール。老人福祉センター、図書館、そして体育館。どれも素晴らしい施設だ。手稲駅まで徒歩10分。バスの便もとてもよい。私は老人福祉センターの詩吟の講師をさせていただいている。札幌市は十区に分かれている。そして各区ごとに先に記した施設を作っている。老人福祉センターも勿論各区にある。その中で一番利用者の多いのが手稲だそうです。札幌市民で60歳以上の人なら誰でも入館でき、各種の講座の受講はもとより、娯楽設備もあり、入浴まで出来るとあって、入浴だけに来ているという方もいるという。
 この老人福祉センターの詩吟の講師をさせていただき、もう15年目になるのだろうか、定員制の講座ではなく、大広間での、自由参加講座です。従ってくるのも勝手なら休むのも勝手、それだけにどのようにして受講の方を集めるかプレッシャーのかかる講座でした。特に詩吟はカラオケなどと違いはじめての人はなかなかなじみにくい面があるし、あちらこちらで別の流派でやってきた人は、流派の違いからなじめないということも有ります。そんな方をまとめていくのは初めは大変でした。ただ私は、高校の国語の教師だったので、詩文の説明などでは単に詩吟の上手な人には負けない自信がありました。初めは人数も少なく、事務からは参加人数が少なければ講座を廃止する旨の通達などもありそのプレッシャーもありました。また、あわよくば自分が講師になりたいという思いをもって参加していると思われる人がいたりしました。
 2年目の時が節目だったと思うのですが、私の講師の話が決まった後で、是非やらせてほしいと申し出た方が有り、その方が近くの町内会の会長などしていられる方なので、館長さんも一概に断ることもならず、1年交代でと言われていたのです。しかし、受講してくれていた人たちの中から、村川先生を変えないでほしいという声が出て、生徒さんに助けられ現在までつづいているのです。
 いつの間にか、毎回20数人が出席し、多い時は35人くらいになることもあるのです。私は教えるのにコンダクターという、詩吟の専用伴奏楽器を使っていて、このおかげで、初めての人でもそれほど苦労をしないで吟じられるので、喜ばれています。また大広間での講座なので、最初からマイクを使用させていただいていて、カラオケ並みにマイク片手に吟じられるのですから結構面白いのかも知れません。教材の選定も気を使います。今年から大河ドラマ「義経」が始まりましたので、「衣川」「常盤孤を抱くの図に題す」「源義経」と続けています。人数が多くなると、説明に時間をあまり掛けれないのが悩みです。
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