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紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

蓼藍、圧縮乾燥葉作成

2016-08-16 20:30:15 | 藍染め

 圧縮、蓼藍乾燥葉の作成に挑戦
 蓼藍を栽培したので、沢山の乾燥葉が物置の隅を占めている。
 何とかコンパクトにすべくひと工夫、閃いた。

 「紙漉き」の用具が押し入れの中に置き忘れられていた。
 これを使って乾燥葉を圧縮する事を思いついたのだが・・・。 


 
 大きなビニール袋に藍の乾燥葉が入って、山積みになっている。

 
 盛んに生育する藍蓼、年2回刈り取りをした。


 取りあえず水に乾燥葉を漬けてみる。


 大きなバットがあったので紙漉きの舟にして
 紙漉きの簀を浮かべて水に漬けた藍の葉を入れてみた。



 紙漉きとと同じ様な訳にはいかない。
 簀の枠を外してみると予想通りの出来であるが、この後が大変である。



 麻布を下に敷いて、簀の上に平らにした藍の葉を裏返す。
 これは紙漉きの作業に近い作業である。紙より難しい作業であった。



 水を切って真夏日の直射日光に当てて乾燥させる。


 乾燥葉を漬けたポリ容器の水が真っ黒となった。
 灰汁抜きに一役買った様でもある。



 この上に更に重ねる。厚くし過ぎると乾燥が難しい。


 糊が入っていないので、充分に乾燥するとパラパラと割れる。


ハサミを入れて、少々形を作ってみる。


  「やくだつか なつのひざしの ひまつぶし」
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梅雨の合間に,藍染め

2016-07-03 16:53:59 | 藍染め


  ジャパンブルーを染める
 
 今年の梅雨は空梅雨である。
 青空のもと、久方振りに藍染め。
 80L のポリ容器の藍は健在であった。




 ハイドロとソーダ灰で暫く放っておいた藍を1日で還元。



 前回、寒中に藍染めをして、それ以来だ。
 やはり、ジャパンブルーは夏空にお似合いだ。

 バンダナで濃、淡、中間の3色を試し染めする。
 藍の栽培は止めてしまったので、保存してある藍乾燥葉から建てる事になる。 


   「しろきぬの あいにそまりて はんげしょう」








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寒中の藍染め

2016-02-03 19:22:54 | 藍染め

 「寒中に藍染めを実施」

 2月に孫娘が1才の誕生日を迎える。
 お祝いに藍染めのハンカチとバンダナを用意する。
 モタモタしていて、差し迫っての作業となる。



 庭先の作業場の足下は雪である。


 
 寒波の後の陽射しの日を選んだが、藍の染め液は厳寒の冷たさであった。
 1回藍に入れただけで、続けられなかった。




 数日後、バンダナを追加して染色。最高気温4℃である。
 初孫の誕生日には、祝1才誕生の名入り、模様入りの藍染めだった。




 久し振りの藍染めである。ジャパンブルーに改めて魅了される。



 寒中、雪を踏みながらの藍染めは初体験だ。
 瓶覗きの色合いも好いが、より濃厚な藍を求め勝ちになる。
 布にも因るが綿だと限界か。麻だと濃紺で黒い藍に近くなる。
 
 残念ながら、祝1才誕生の名入り文字は抜く事が出来なかった。


    「かんにあい ゆきにはえさえ おくりもの」


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