紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・師走の発芽

2023-12-30 20:11:18 | 日記
「年の瀬の困惑・・?」
紙コップを利用して、発芽の兆しの種子を見出す事が難しくなっている。
室内環境の相違か?自身の高齢化による判断ミスか?丁度1年前に、街中へ転居した。
室内環境は雲泥の差となった事も関係があるかも知れない・・❓


度々紹介している紙コップ内の、発根種である。
数日置きに種子を選り分け、微かな種子の発根の兆しを探し出す❣️
種子選別の際に、比重差によって除外種子とした種子である。


育苗ポットへ移して発芽を待つ。16ポットで発芽中。
もっと多く発芽待ちがあっても良いのだが・・・。やや拙速な判断によると思われる。


これは苺種子の発芽の様子。タッパー容器内で発芽するまで気付かなかった‼️
日々、気遣っていた訳では無い。反対に無理だと放っていた。


ならばと、苺種子を端に移して、日本ムラサキの種子を並べて見た。
老いの判断の短慮、拙速が透けて見える・・・?10日間は見守るのみ‼️


庭先露地に埋めた苗床の現状。大小合計54個の苗が緑を保って生育中。
晴の日は短時間でも光を当てる。暖冬が今後続けば地上部は枯れる事なく春を迎える。
当地では珍しい事となるが、先の日々は長い・・・⁉️

    「はるまでは まだまだながき ふるゆきや」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023・日本ムラサキの越冬を前に

2023-12-23 19:53:08 | 日記
「庭先の苗床の越冬対策」
苗床の発泡スチロール箱を地中に埋め込んである。
蓋が不明でビニール袋でカバーして来たが降雪予報を受け、対策を講じる。


同サイズの箱を購入して、中に藁を半分敷いて蓋にする。

蓋をそのまま使えば良かったのだが、敷き藁をビニール袋で使っていたので本体を蓋にした。

苗床には多くの苗が処狭しと生育中である。中には黄変した葉がある。
寒気故に蓋を開けられず、光を遮られた所為であろう。


新たな発芽3粒を確認する。地温は10℃前後であろうか。

此処に1粒発芽・・・・。

此処にも1粒の発芽・・・・。ほぼ同日に発芽したと思われる計5粒の発芽である。
大小様々な、これらの苗を何とかして緑の葉を保って越冬させたいが・・?
長期天気予報によると、記録的な高温の冬期間の様だ。


「とうじすぎ ひましにながき はるをまつ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキ・師走(続々)

2023-12-16 20:12:19 | 日記
「紙コップからの発根、細々続く」
先週「・・思わね出来事の展開2点?」の続きの続きである。
ビーカーの水に差した茎は方針転換せざるを得なくなった。
幼虫の食害は日々大きくなって、幼虫は庭先の食害のある蕗の葉に託した。
「挿し枝」は再生の一般的な方法に転換、長期戦に変わりは無い。
大き目のポットで培土にて4本を育てる事になった。


水に挿せばその可否は見て撮る事が可能ではと始めたが・・・。
先々の予測は禁物であった。


紙コップからの発根が細々と続いている。既に、6本が発芽している。
1粒の発根の兆しに気持ちが躍る事は事実である。
育苗は先々大変であるが、老体の維持に一役買っているのではと放棄できない。


庭先の苗床である。まだ、何とか緑を保っている。
発芽して間も無い幼苗もある。しかし、寒気で葉が傷み始めた苗も出て来た。


発芽して来ないスペースに紙コップの種を播いてみる。
深い雪の来る前の播種は、春先の発芽に期待大である。
生育差のある苗床を、これから如何に保持するかは・・・?


苗床をビニール袋でカバーして、更にその上に段ボールを重ねてここまで凌いで来た。
暖冬と予報されているが、大寒の頃の日々はどうなる事か?

「むだごとと しりつつあきず なえそだて」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキ・師走(続)

2023-12-09 20:17:49 | 日本ムラサキ栽培
「挿し枝・その後、思わね出来事の展開2点?」
「挿し木」は土に挿して、その枝の再生を見るのが一般的である。
これでは、この時期枯れるのを待つ事になる。
水に挿せば,その可否は見て撮る事が可能ではと始めたが 予期せぬ別件が発生した。


上部の葉に虫の食害の形跡を発見❓

移動中の虫を発見‼️多分シジミチョウの幼虫であろう。
取り潰そうかと思ったが・・・80歳の我が身の先は知れている。


葉に比して、小さな虫である。このまま、その生育振りを観察する事にした。

水に挿した先端部。枝の切り口に僅かな変化・・⁉️
これは、かなりの長期戦となりそうである。


カメラの目でしか確認は出来ない変化である。

思わね出来事の2点目、以前に経験した事のある発根状況である。
この部屋では、不可能と思いながら種子の選別過程で出てくる廃棄種子からの発根を発見。‼️
まず2粒、翌日また2粒、早速5号ポットに移植。翌々日、双葉が開き始めた。

”この種子の発芽は、紫草の栽培方法「発芽条件」”の足を掬うような出来事でもある。
廃棄対象となる種子で、しかも低温発芽処理など全く関係無く発芽してきたのである。
しかも、自然環境の影響も皆無である、自室窓際。この季節 室内に陽射しが入るので
全く、皆無とは言えないが 室内気温は常時21°Cの設定である。

日本ムラサキ、意外な発根種 - 紫草(日本ムラサキ)の記

「廃棄中に発根種を発見」日本ムラサキの種は、種々の選別で優良種として残して販売している。その種の発芽力に試験も欠かせない。50粒を試験セットに播いて、発根を見て漸...

goo blog

 

「なにゆえか ねをだすたねに なぞをきき」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023日本ムラサキ・師走

2023-12-02 17:47:27 | 日本ムラサキ栽培
「先週に続く鉢育ちの苗・上部茎の再生を試みる」
4本の根は春の新芽を待つより他ないが、花まで咲いて育った上部の茎を捨てるに忍びない。
わずかな期待に過ぎないが、室内条件は悪くは無い。


鉢から出した直後の状態です。寒気を受けて根は細根がみっしりであった。

葉は寒気によって黄変し傷み始めている。しかし最上部先端には花が数個。

茎の再生は新しい根の生育である。その為には花は切り落とさなくてはならない。

先端部は3分枝の生育であった。傷んだ葉も切り落とす。

4本の茎は、中々座りが悪い。ポリエチレンのシートを使って何とかバランスを取る。
果して、根は出てくるだろうか?



「としのせの そらをながめて きえるゆめ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする