紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024・日本ムラサキ栽培・花壇へ定植(続)

2024-04-27 20:32:49 | 日記
「花壇は畑の様なスペースがない。小さなスコップ頼りで、身を置く足場もない。」
自由が効かない姿勢を維持しての作業となった。
夢中で作業をして、昨年の比では無いと悔やむ。
昨年は自宅南面の庭の畑の畝への定植で、無理なく定植を終えたのだが・・・。
苗の生育違いもあり、かなり無理な姿勢の作業を強いられた。


冬越しの苗で、地上部の緑は暖かな3月からの新芽苗で葉は頗る小さい。
中には、昨年冬前には発芽せず、今春の2・3月に発芽した苗もある。


秋苗の根は10cmも直伸している。この根を地中に十分に植えるには、
深い穴と掘り出した土の置き場に苦労する。


定植しても地上部は、見失う程のサイズ。
根が活着すれば生育は、かなり良いと思われるが?


この苗は春先に越冬苗箱で3月に発芽した苗。
双葉があり本葉5枚の苗で定植も容易であった。


双葉から本葉が急伸して開いた苗の一群で、植え付け後不安定で、小石で支えたが・・・?
双葉近くで茎をカットする予定だったが躊躇してしまった。
定植の翌日、好天で気温も25℃を越える陽射しの故か? 緑が消えてしまった。左下の苗!

本葉が黒く丸まったのは、遮光ネットをしなかった故である。定植後の鉄則にも気が付かず‼️
ポット苗は多くが活着するが、培土がなくなり・・・・
買いに行けば良かったのだが、昨年の残り培土で定植した苗の多くが消えてしまう。
昨年の残り培土は別の草花に使用したもので、うっかりであった・・・。

老いた身体には、期待に弾む意気が、隠れた疲労の重なりを隠してしまう。
身体の不調の原因は、数日前の意気込みである事に気付かず・・・。
苗の様子も見ず、日々横になって休むのみか・・・❣️

「なえうえて きえるなえあり きもふさぎ」
「うえたなえ あつきひざしに ぬしをよび」
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2024・日本ムラサキ卯月の定植

2024-04-20 20:50:16 | 日本ムラサキ栽培
「4月の定植は初めてである。例年5月末、6月始めの定植であった」
今春の天気予報では、このまま気温が高い予報となっている。
ポット苗の育苗は既に室外管理となっているので、露地への定植に踏み切る。
昨年生育して根を残した4本の新芽の生育は既に10cmに生育している


昨年は蓼藍を栽培した場所である。例年より1ヶ月以上も早い。

1・2月に発芽して室内にて育苗を続けた苗、トレイ2個に80ポット。
あらかじめ、80個の定植箇所を確認する。


室外での育苗は、給水が大雑把となり傷んだ苗が出てしまった。
露地の花壇の土は真砂土❣️この土は紫草の栽培、紫根の収穫には好都合と聞く。
ただ、紫根の染料としての結果はイマイチらしい・・・。


ポット苗からの定植は余り経験した事が無い。
1月当初のポット苗は形が崩れる事も無く、容易に定植出来た。
ただ、まだ根の張りが少ないポットでは、培養土が崩れて厄介となる。


生育期間の異なる苗の混在で、草丈を揃えたいのだが・・・⁉️
予定としては50cm止まりで揃えたいと考えている。


既に10cmの草丈の新芽苗も80本の中に入る事になる。
手前に小さな発芽苗があり、近過ぎると思い掘って見るが深過ぎて手を引いた。
ポット苗の定植は2日間で終えて、発泡スチロール苗床の越冬苗の定植に入った。
これは冷凍保存種子、冷水保存種子、浮種子等々の発芽結果苗である。
苗数はカウントしてないが、40本は越えるであろう‼️

   「なえうえて しろきはなぞの さていかに」 


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2024・日本ムラサキ栽培卯月(続)

2024-04-13 19:51:55 | 日記
「それぞれの苗、生育スタート・・どうなることかと楽しみである。」
今年は、通常の春苗の生育に加えて、2年目の苗、鉢栽培の苗、様々な形態で
日本ムラサキの栽培の生育を追う事になった。


まずは、先週の続編、本葉はや々大きくなったがキッチンペーパーを
新しくして丸い小さな、栽培容器に変更した。
苗の根の先端部をわずかにカットして古い組織を取り除く。新根の生育が鍵である。
根が出てこなければ、先に進展した事にならない。


一本足で立たせる方法も困難だったが・・・。何とか工夫できた。
ポットに赤玉土を入れて、そこに移そうと思ったが・・・確信が持てず、思い留まった。


花壇の2年目の新芽の生育状況。根は余り大きくないのではと推測・・?

昨年の紫根からの新芽である。大きな紫根であれば、新芽数は4〜5本も出て、
大きな新芽となる故での推測なのだが・・・・。


4本あるが共に2本の新芽。これをそのままに生育させるか、
1本をカットして生育させるか・・?


鉢栽培への挑戦?鉢の底は浅い鉢(15cm)なので盆栽風栽培・・・なるか ならぬか?
 本葉は既に6枚


この鉢は細長15cm高だが・・・既にそれに気づいたか?
新芽が横に出てきてびっくり・・・?
まずはその後の生育を見守るより他あるまい。本体の本葉は既に7枚 新芽は小さいが5枚。
土は共に最低部に赤玉土中粒、その上に庭土に赤玉土小粒を混入する。

  「せまきにわ よろけるあしで なえをよけ」
  「つえわすれ ころばぬさきに はいはいを」
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2024・日本ムラサキ栽培(卯月)

2024-04-06 20:12:43 | 日記
「双葉からの根を失った双葉苗の回復を追う」
生育不良は致し方がなかった。原因もほぼ分かっているが、全く消えてしまった訳では無い。
後追いして見るのも一興であろうか。


振り返って見ると1月27日の投稿記事からとなる。
多くの種子の発根を得た透明のタッパー容器である。
特に、冷凍種子・氷温水種子・浮種種子等々が発根発芽を見たのである。

2024・日本ムラサキ、睦月 - 紫草(日本ムラサキ)の記
発根種子をポットに移してから、5個の発芽苗が双葉を広げたままで
生育がストップして仕舞う。そのまま捨てれば、何の事は無かったのだが・・・
つい、容器に移してしまった。


本葉4枚5枚目が生育を始める。双葉の傷みが気になる。
双葉と思しき小さな緑が対生で本葉の下に見えるのだが・・・?
緑は、殊の外濃色であるが更に大きくなるだろうか?


容器のテッシュペーパーを新しくして、古い双葉を取り除く事にする。
心機一転と言う、対策である。古い双葉を捨てることで自力での生育に期待する。


古い双葉は丸く萎み、取り除く作業は困難であった。
爪楊枝を差し込み不安定な状況で、何とか・・・OKとする。


指先で摘む事も出来ない。爪楊枝と箸を使っての作業で指先が震えてモタモタ・・・・。
本葉2、3枚目の葉先に傷みが見える。これは古い双葉に接していた葉先である。


因みに双葉に本葉2枚の苗は、根の生育状況は地上部では想像できない生育振りである。

双葉が地上部に出る前に根の生育は凄まじい勢いで成育する。
果たして、どうなる事であろう。
このまま水耕栽培・・・・?

  「しろうとの およばぬことに てだしむり」 
  「さきみえず しろうとなれば はるのなつ」
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