「紫根の仕分け、選別作業」
11月に収穫した紫根は乾燥後、商品化の作業となった。
細根、ヒゲ根の処理と砂粒除去が主である。思いの外、手間を要した。
1株1株を手に取り、絡み合った根の合間を綺麗にする作業である。
同時に商品としての仕分け作業を検討しつつ進める。
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収穫して間もない時期の乾燥中の紫根である。
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乾燥が進むと紫根は硬くなり、色は黒味を帯びてくる。
株元に手を入れてみるが、まだ選別方法は手探り状態である。
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株元をカット、細根、横根を取り除きブラシする。赤味も出てきて商品らしくなる。
但し、1本で150gの最大の紫根も50gへと減量してしまう。商品NO.1
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使い勝手を考えて長い根を2〜3cmにカットする。商品NO.2
紫根の上部、5mmを超える太い部位と5mm以下の細めの部位に分ける。
品揃え数を増やす必要もあるが、太い部位は紫根エキス用としての用途を考慮する。
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染料として最も効果的な部位である。商品NO.3
簡単な作業であるが乾燥が進んだ紫根は折る作業となる。
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株元が残る。これも1商品とする。化粧水用である。商品NO.4
紫根エキスを作る事を考えると最も効果的な部位である。
このままでは黒い化粧水となる。
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この部位の表皮を剥がし「刻み」とする。商品NO.5
表皮を剥がす事で透明感のある化粧水が出来るからである。
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選別作業後に細根、ヒゲ根がたくさん集まる。
収穫の際にも根を掘り出すと地中に細根の塊が残る。これを集めながらの紫根収穫は一手間多かった。
この根は染料のみの部位とも言える。
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硬くなった根を揉むと細い根と粉に分かれる。
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ウラ濾しを使うと粉と根の細い棒に分ける事ができる。商品NO.6 商品NO.7
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品揃え数を増やす工夫も選別、仕分け作業を通して生まれた。
従って、選別のやり直しをして1ヶ月間行きつ戻りつの日々となった。
新年早々に日を見て商品紹介の予定である。
「やれやれと こしをのばせば おおみそか」
11月に収穫した紫根は乾燥後、商品化の作業となった。
細根、ヒゲ根の処理と砂粒除去が主である。思いの外、手間を要した。
1株1株を手に取り、絡み合った根の合間を綺麗にする作業である。
同時に商品としての仕分け作業を検討しつつ進める。
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収穫して間もない時期の乾燥中の紫根である。
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乾燥が進むと紫根は硬くなり、色は黒味を帯びてくる。
株元に手を入れてみるが、まだ選別方法は手探り状態である。
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株元をカット、細根、横根を取り除きブラシする。赤味も出てきて商品らしくなる。
但し、1本で150gの最大の紫根も50gへと減量してしまう。商品NO.1
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使い勝手を考えて長い根を2〜3cmにカットする。商品NO.2
紫根の上部、5mmを超える太い部位と5mm以下の細めの部位に分ける。
品揃え数を増やす必要もあるが、太い部位は紫根エキス用としての用途を考慮する。
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染料として最も効果的な部位である。商品NO.3
簡単な作業であるが乾燥が進んだ紫根は折る作業となる。
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株元が残る。これも1商品とする。化粧水用である。商品NO.4
紫根エキスを作る事を考えると最も効果的な部位である。
このままでは黒い化粧水となる。
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この部位の表皮を剥がし「刻み」とする。商品NO.5
表皮を剥がす事で透明感のある化粧水が出来るからである。
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選別作業後に細根、ヒゲ根がたくさん集まる。
収穫の際にも根を掘り出すと地中に細根の塊が残る。これを集めながらの紫根収穫は一手間多かった。
この根は染料のみの部位とも言える。
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硬くなった根を揉むと細い根と粉に分かれる。
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ウラ濾しを使うと粉と根の細い棒に分ける事ができる。商品NO.6 商品NO.7
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品揃え数を増やす工夫も選別、仕分け作業を通して生まれた。
従って、選別のやり直しをして1ヶ月間行きつ戻りつの日々となった。
新年早々に日を見て商品紹介の予定である。
「やれやれと こしをのばせば おおみそか」