紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキの栽培・葉月(鉢栽培検証)

2024-08-17 19:21:14 | 日記
「鉢栽培の日本ムラサキの現状と考察」
鉢栽培は10年振りの取り組みである。
初めて、日本ムラサキの花を観察し、種子を採ったのも鉢であった。
しかも、室内にての栽培であった。このブログの始めに登場している。


8/13 に1輪・開花を見るが後続の蕾が確認できず❓
不思議に思ったが、その後は見守るより他無い。この生育の状態で気が付くのは、
苗の時の本葉7〜8枚とその後に生育する葉のサイズの違いである。
ロゼット状の大きな本葉を残して、生育してしまった⁉️


たった1輪では蝶もミツバチも やっては来ない‼️
やむ無く、極細の絵筆の先で交配させるが・・当てにはならない⁉️


8/16 花弁は萎み、開花期間は3ヶ日間で 次、開花の蕾無し・・・‼️
既に、平底の鉢苗は栽培には不適と判断して地面に下ろしてある❣️
この、細長の鉢ならと生育を見守ってきた。
苗の時の大きな本葉を下に残して、茎は生育し小振りの本葉を広げた。

その結果が、この1輪の花の終息となった。蕾は見当たらない‼️
苗は1月に発芽し、秋苗と変わらないサイズの生育振りであった。迂闊にも、それを良しとして定植⁉️
紫根は鉢のサイズを感知して生育し、たった1輪の花で不適当の警告を発した‼️


地面に下ろしたムラサキは、微かな新しい緑を見せ始めた。

平らな地面より、少し底上げをして水捌けを良くしてみた⁉️
根は新たに横にも広がり、なんとか新たな生育を始めている❣️
鉢栽培を始める際、有り合わせの鉢を見て、主に鉢の形態にのみ関心があった。
少なくとも、鉢サイズは考えるべきだった‼️

また、この鉢に合わせた苗を定植すべきだった。戸惑ったのは・・・苗の方だった様だ⁉️
発芽して、1ヶ月の本葉3〜4枚の苗であれば、こんな事にはならなかったのでは・・・❓
花を閉じたムラサキは、地面に下ろすより他無いであろう❣️

  「はちサイズ そだつみらいを さきにきめ」

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2024・日本ムラサキ栽培 8月(葉月)

2024-08-03 19:08:34 | 日記
「鉢栽培の分かれ道・・・?」
日本ムラサキの鉢栽培は、初めて種子を手にして栽培を始めた時以来の事である。

課題が出て来たのは、底の浅い拡がりのある鉢であった。
心配もし、危惧していた鉢である。生育が滞り本葉が傷み始めている。
全体の吸水量は少なく、受け皿にも水を入れるが高気温が続き、日差しを受けると
土はカラカラに乾き、鉢の縁には隙間が出来る乾燥状態となる。
乾燥状態となれば、迷わずに給水‼️


この繰り返しは不用意だった。紫根の生育状況は・・・・
20cm未満で既にかなり傷み始めていた。給水過剰である。
室内へ移動して栽培を続けるにも無理な状態である。


本葉は元気な様子で、露地に降ろして何とか新たな生育を期待❣️

既に開花しているムラサキの脇に定植。
日中は気温35°Cの直射日光を遮光して、露地での再スタートを見守る。


同時にスタートした苗だが、大きな差になった。
この鉢は室内に入れて育てた方が良いのかも知れない。

🩸7月中旬散歩の途中で膝の痛みが発生‼️痛みは、その夜から激痛となり寝れない‼️
不運な事に、3連休で医院も休診。三日間 耐えに耐えて整形外科へ。
膝に水が溜まっているとの診断❗️処置後、2週間を経て僅かな痛みまで回復❣️
その後、まだ散歩に出掛ける気にもならず、露地のムラサキを眺めるのみ❗️

   「ひざいため ろじのムラサキ わがみなり」

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2024日本ムラサキ・花壇にて(水無月)

2024-06-29 20:17:33 | 日記
「花壇の日本ムラサキ・茎立ち始まる❣️」
昨年より1ヶ月も早い定植の苗、漸く茎立ちとなった。
奇しくも先週末、夏至の日を迎えての茎立ちの姿となった。


茎立ちが近い事を知る、間も無く夏至を迎える。

雨の日の後、急速に茎の姿が明確になる。

夏至の日から数日後、太い茎に本葉が互生の姿となる。

各株は、日毎に伸長して重なり合った本葉を茎が持ち上げる。

夏至の日から1週間、ロゼット状に重なった葉を日々持ち上げて行く。
多くの方は、この様な生育状況を見ることは 無いだろうと思われる。
苗の発芽時期は1月❣️寒冷地での苗の生育は葉数を増やしても重なるのみである。
所謂、ロゼッタ状態となる。太い茎は今後の生育を秘めている。
昨年も夏至の日を境に、茎立ちを経験している。気温は昨年と異なり暖かな春であった。

従って定植も1ヶ月も早めた。それにも関わらず律儀に暦通りの茎立ちであった。
この植物は、どこにそうした”時計”を潜ませているのだろうか❓⁉️
これから先5ヶ月、日毎に生育をして1.3mまで伸張するのだが・・・。
草丈は抑える予定だったが・・・・どうしよう・・・⁉️

  「げしのひに あわせてのびる むらさきや」
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2024日本ムラサキ・野生地を探す(続)

2024-06-22 19:32:37 | 日記
「自生・日本ムラサキの確認に里山2箇所を訪ねる・・・❣️」
日本ムラサキの種子を野に放って、その後の様子を見に出掛けた。
前回5月下旬に発芽の確認をしてあるので、その後の生育状況の確認である。


倒木の根本、やや不安定な場所・写真黄色矢印の下 辺りにて発芽❣️

10個の生育苗を確認。このA 地点までは、急坂を登る大変さがある。

ほぼ中央の3個・本葉が4枚で重なり合っての生育である。

耕作放棄地のB 地点一隅での生育状況。中央からの発芽は無い。
周辺部に本葉4枚が生育中。土質が異なる故であろう、2本は葉の色・形態もやや異なる?


このB 地点には3〜4個のスポットに播種済みである。
このスポットも中心部には発芽は無く、9本の本葉4枚の苗を確認できた。
それぞれのスポットに多少の差はあるが、皆 発芽苗の生育を確認する。
発芽が混み合うのは、播種の際 種子を無造作に放って手を入れなかった故であろう。

 「ののくさと なりてわれよぶ むらさきや」
  「むだごとと しりつつたずね またたずね」
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2024日本ムラサキ栽培・水無月(続)

2024-06-15 16:19:02 | 日記
「鉢栽培の日本ムラサキの現状」
茎立ちは間近いか? 気を揉む遅々たる生育の日々・・! 

長らくロゼット状の本葉が立ち上がり始めた現状❣️

真上から。本葉も大きくなり枚数も11枚となる。深鉢で25cm。
生育の途中で手を入れ、仕立てて見たいのだが・・・?


こちらは底が浅い鉢で、生育が少しストップする。
培養土を少し差し替えた影響による。本葉数は10枚である。
あえて、底が深い鉢と浅い鉢にして仕立て方の工夫の余地を残したのだが・・・❓❓


苗床から発芽する苗がある。
5月に自生ムラサキとして野に播種した残り種子❣️


13個9cmポットにて育苗中。双葉に本葉2枚の苗である。
花壇のムラサキは肥料不足か、生育不良にて差し替え用となる。


この時節になれば庭先で育苗となるので、気楽な育苗管理となる。

当ブログのログインが厳しくなり・・・漸く開いて、投稿!
この先いつかは、幕を下ろす日が来るやってくると思っていたのだが・・・このままでは・・・
予告無く閉幕を迎えるかも知れ無い・・・・・‼️

永らくのお付き合いありがとうございました。 


「よこくなく とじるぶろぐに にをおろし」 
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