紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキと苺の発芽の違い

2025-02-15 20:40:04 | 日記
「保存の苺種を発見、早速発芽試験を試みる」
何年か前に苺種の発芽に挑戦した記憶がある。
昨年、庭先の一畝にランナーから生育した苗を定植したが、実を収穫する事はできなかった。
購入した3株には実が付いたが、余り良い実ではなかった。以前、畑で栽培していた苺の種子である。


2/4 に容器に水を含ませたキッチンペーパーを敷き苺種子を並べる。
1週間後に発根の兆しを確認。星印の4個である。早速にポットへ移植。
日本ムラサキの発芽方法で実施。


根のサイズは3mm 前後で、ポットへ移してから3日目には発芽して翌日には双葉を開く。
種子のサイズに大きな違いがあるので、この差は種子のサイズと外皮・外殻の使い方でも異なる。
日本ムラサキは種子の外殻と言う方があっている。


日本ムラサキの発根状態、いかにもゴツイ印象である。

紫草(ムラサキ)とは生育速度がかなり異なる。

種の数が多いので、低温発芽処理(氷温水にて1週間)の種を別の容器で発根を待つ。

2/11 透明な容器である。4日後には発根してきた。これにはびっくり❣️
矢張り、小さい種子は それなりの早さが合っているのだろう。


苺苗は10年程前に苗を買い求めて栽培を続けている。
かつて、一度この苺の種子を実施して見た事がある。
それを思い出しながら、こんなに簡単な発芽状態だったかと思う。


この根の繊毛部分は形態は若干異なるが、役割は共に同じである。
しかし、畑にて栽培していた頃には、それなりの生育で美味であった。
黒マルチで栽培して上手く育ったので、なんとか一畝4m を育てたいが・・・問題は体力である。
畑から撤退したのも、足腰に問題があったのだった。

  「なえそだて あしこしたたず さきみえず」
  「すこっぷに すがりていっぽ またいっぽ」」





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2025紫草(むらさき)・栽培 閑話

2025-02-08 19:58:41 | 日記
「暖冬の睦月1月を不安なく過ごしたが、予想された厳寒になった」
2月3日最高気温10°C 穏やかな過ごし易い日であった。
日陰に残った雪も消えて、根雪はいつ頃かと思った。
このまま春を迎える事は、まず考えられない。


庭先に出て、背伸びをして老いゆく日々をどうしようかと考える。
首を前後、左右に回して・・・不図、目に入った物があった。蕗である。


里山近くに住んでいた頃は、毎春この蕗で春の味覚を味わっていた。

頃合いの蕗である。ブロック塀の際に秋遅くまで大きな葉を広げていた。
昨年は気づいた時には蕗の塔になっていた。何年か前に根を移植した蕗である。
早速、夕飯の一皿となり、香り高い春の味に昔を思い出した。
5〜6月頃であったか?蕗の茎を取りに黒姫山の麓に山菜取りに毎年出かけていたのだった。


2/4 翌日である。予報の雪が夜間に降り積もり前日とは一変の庭先となった。
冬越しの紫草(むらさき)の苗床もすっかり雪の下になった。取り残した蕗もすっかり雪の下。


今朝 2/8 各地で大雪被害が報じられる中、当地では15cm程の積雪である。
これは根雪となって、日陰に長く残る雪となりそうだ。
昨年は 2/5 に31cm の積雪で、雪かきに苦労した事を思い出した。
その後、3/20 にも6cm の積雪があり暖冬と思い込んだのは、老齢ゆえの期待であろう。


夕刻、道路に面する庭の除雪作業をする。積雪は20cm 超えか?明朝は30cm・・?
雪かき作業は腰に負担が掛かる。痛めた膝も気になり、苦肉の策を思い付く。
車を左右・前後と小刻みに移動させて圧雪状態の雪かき・・・?で納得する。
 
「ゆきやみて そらをあおげば さらにゆき」

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2024日本ムラサキの栽培・葉月(鉢栽培検証)

2024-08-17 19:21:14 | 日記
「鉢栽培の日本ムラサキの現状と考察」
鉢栽培は10年振りの取り組みである。
初めて、日本ムラサキの花を観察し、種子を採ったのも鉢であった。
しかも、室内にての栽培であった。このブログの始めに登場している。


8/13 に1輪・開花を見るが後続の蕾が確認できず❓
不思議に思ったが、その後は見守るより他無い。この生育の状態で気が付くのは、
苗の時の本葉7〜8枚とその後に生育する葉のサイズの違いである。
ロゼット状の大きな本葉を残して、生育してしまった⁉️


たった1輪では蝶もミツバチも やっては来ない‼️
やむ無く、極細の絵筆の先で交配させるが・・当てにはならない⁉️


8/16 花弁は萎み、開花期間は3ヶ日間で 次、開花の蕾無し・・・‼️
既に、平底の鉢苗は栽培には不適と判断して地面に下ろしてある❣️
この、細長の鉢ならと生育を見守ってきた。
苗の時の大きな本葉を下に残して、茎は生育し小振りの本葉を広げた。

その結果が、この1輪の花の終息となった。蕾は見当たらない‼️
苗は1月に発芽し、秋苗と変わらないサイズの生育振りであった。迂闊にも、それを良しとして定植⁉️
紫根は鉢のサイズを感知して生育し、たった1輪の花で不適当の警告を発した‼️


地面に下ろしたムラサキは、微かな新しい緑を見せ始めた。

平らな地面より、少し底上げをして水捌けを良くしてみた⁉️
根は新たに横にも広がり、なんとか新たな生育を始めている❣️
鉢栽培を始める際、有り合わせの鉢を見て、主に鉢の形態にのみ関心があった。
少なくとも、鉢サイズは考えるべきだった‼️

また、この鉢に合わせた苗を定植すべきだった。戸惑ったのは・・・苗の方だった様だ⁉️
発芽して、1ヶ月の本葉3〜4枚の苗であれば、こんな事にはならなかったのでは・・・❓
花を閉じたムラサキは、地面に下ろすより他無いであろう❣️

  「はちサイズ そだつみらいを さきにきめ」

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2024・日本ムラサキ栽培 8月(葉月)

2024-08-03 19:08:34 | 日記
「鉢栽培の分かれ道・・・?」
日本ムラサキの鉢栽培は、初めて種子を手にして栽培を始めた時以来の事である。

課題が出て来たのは、底の浅い拡がりのある鉢であった。
心配もし、危惧していた鉢である。生育が滞り本葉が傷み始めている。
全体の吸水量は少なく、受け皿にも水を入れるが高気温が続き、日差しを受けると
土はカラカラに乾き、鉢の縁には隙間が出来る乾燥状態となる。
乾燥状態となれば、迷わずに給水‼️


この繰り返しは不用意だった。紫根の生育状況は・・・・
20cm未満で既にかなり傷み始めていた。給水過剰である。
室内へ移動して栽培を続けるにも無理な状態である。


本葉は元気な様子で、露地に降ろして何とか新たな生育を期待❣️

既に開花しているムラサキの脇に定植。
日中は気温35°Cの直射日光を遮光して、露地での再スタートを見守る。


同時にスタートした苗だが、大きな差になった。
この鉢は室内に入れて育てた方が良いのかも知れない。

🩸7月中旬散歩の途中で膝の痛みが発生‼️痛みは、その夜から激痛となり寝れない‼️
不運な事に、3連休で医院も休診。三日間 耐えに耐えて整形外科へ。
膝に水が溜まっているとの診断❗️処置後、2週間を経て僅かな痛みまで回復❣️
その後、まだ散歩に出掛ける気にもならず、露地のムラサキを眺めるのみ❗️

   「ひざいため ろじのムラサキ わがみなり」

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2024日本ムラサキ・花壇にて(水無月)

2024-06-29 20:17:33 | 日記
「花壇の日本ムラサキ・茎立ち始まる❣️」
昨年より1ヶ月も早い定植の苗、漸く茎立ちとなった。
奇しくも先週末、夏至の日を迎えての茎立ちの姿となった。


茎立ちが近い事を知る、間も無く夏至を迎える。

雨の日の後、急速に茎の姿が明確になる。

夏至の日から数日後、太い茎に本葉が互生の姿となる。

各株は、日毎に伸長して重なり合った本葉を茎が持ち上げる。

夏至の日から1週間、ロゼット状に重なった葉を日々持ち上げて行く。
多くの方は、この様な生育状況を見ることは 無いだろうと思われる。
苗の発芽時期は1月❣️寒冷地での苗の生育は葉数を増やしても重なるのみである。
所謂、ロゼッタ状態となる。太い茎は今後の生育を秘めている。
昨年も夏至の日を境に、茎立ちを経験している。気温は昨年と異なり暖かな春であった。

従って定植も1ヶ月も早めた。それにも関わらず律儀に暦通りの茎立ちであった。
この植物は、どこにそうした”時計”を潜ませているのだろうか❓⁉️
これから先5ヶ月、日毎に生育をして1.3mまで伸張するのだが・・・。
草丈は抑える予定だったが・・・・どうしよう・・・⁉️

  「げしのひに あわせてのびる むらさきや」
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