紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・種子の販売

2024-10-12 19:41:24 | 紫草の栽培
「日本ムラサキの種子の販売につて」
秋苗の発芽と、その後の生育を見ながら、不思議な安心感に気づいた。
発芽しなければ、その様な事はないのだが・・・期待通りの結果故であろう。


2024.10.12 長野市の日の出時間 5:52  庭の中央のモミジアオイ (2m長)

苗床の秋苗、A列、B列、C列 半分

列の続き、半分 共に新たな発芽の兆しの種子は見えない。
最低気温が15°C以下になった故か❓
A列36、B列58、C列2 他に浮種2粒 昨年種18粒(左隅B.C列+1列 金星印) 


最も早く発芽した苗は、既に本葉が5枚になる。
発芽した双葉苗は霜の頃まで生育を続け、多くが本葉5枚以上となるであろう。
その頃、紫根は太さ3mm近く、長さは10cmを越えるであろう。
越冬に耐える苗となる。春を待つ日々の期待となる。


採取種子の選別に余念が無い・・・。山本周五郎の朗読を聞きながら❣️

藍蓼の花が咲き始めた。今年は何故か葉の採取は見送った。
種子は何とか沢山取れそうだ。


 「いたむひざ わずかにのこる みえぬきず」  
        
ショップサイトを再開しました。
https://kitasinanop.base.shop/
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2024日本ムラサキ・秋苗の発芽

2024-09-21 19:47:37 | 紫草の栽培
「猛暑日の中、秋苗の発芽を確認」
本年産の種子を採取後、1週間程の乾燥期間後、浮種選別をして
そのまま、選別種を水漬けにして時々水を入れ替える。
乾燥した種子に、たっぷり水分を補給。発芽処理❓その効果の程は不明・・だが⁉️


A列 (播種9/6)の発芽9/15  右手4個目。
黄色の発芽は猛暑日の為遮光した結果‼️日を浴びて緑の双葉となる。


A列の発芽、反対側にも黄色い発芽あり。

B列の発芽 遮光ネットを取っての発芽、種子の殻付きで発芽❣️3個目。

発芽を確認出来たのはA列9個 B列4個 のみであった。
これから、まだ遅れて発芽の種もあるだろう。
播種9/6 から9日間で発芽してきた結果である。
この2列の発芽は、種子の選別上予想していた❣️ただ、発芽処理の手抜きが気になった。
この苗床は、越冬して春先に最終的な結果を見る事になるだろう❓


既に花期を終えた分枝が多く、種子の採取に最適な日々となる。
灰白色の種子は取り頃である❣️

 「ひがんすぎ ひびのしごとに たねあつめ」



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日本ムラサキ、室内発芽

2019-01-19 17:32:12 | 紫草の栽培
「温床無し、室内発芽と育苗」
昨年までは室内の温室で温度設定して発芽、育苗をしていた。
今年は気温変化の激しい室内で発芽、育苗する事になった。
しかし心配することなく、順調な日本ムラサキの発芽、育苗である。
今までの室内最低気温は3℃、最高気温は21℃である。
暖房器具は石油ストーブのみである。


冬場を凌ぐ生育形態である。

陽の差し込む日には、直射日光を当てる。

正月5、6日に発根した苗である。

2個のポットが今年の始めの苗である。
根が出てから2週間経過、まだ殻のキャップを載せている。


この小さなパックで発根した種である(その後発根が続かない)。
別に60粒の種を同様のパックに設定して置いた(1/7)。


10日後(1/17)には発根の兆し有り。期間は温室と変わらない。

翌日(1/18)には倍になる。

本日(1/19)には10個を確認する。

とりあえず6粒をポットへ移して発芽を待つことにする。
根の先端の綿根は、根を固定する役目を持っているので早めに土に入れる必要がある。
15℃以上に温度設定ができれば4〜5日で芽が出てくるが、3〜5℃では倍の日数を要する。

寒さに強く、夏の暑さ、乾燥にも簡単には屈しない日本ムラサキである。
2ヶ月間冷凍保存の種が出て来た(忘れていたのである)。
この種の発芽が可能であれば低温保存処理は、いとも簡単となる。

残念ながら、視力に問題が出てきてブログへの投稿は難しい状況になってきた。

   「・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・」
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日本ムラサキ、盛夏点描

2017-08-11 14:27:41 | 紫草の栽培
 
 「2017盛夏、生育を回復中のムラサキ」
 苗不足に困惑、定植苗の生育不良、天候不順等予期しない出来事。
 高温、大雨には対応策も後手に廻る日々で梅雨時前後を経過。
 定植時期の遅れは、幼苗が大雨に見舞われ多くの苗を失う羽目にもなった。
 
 苗不足に伴う時期遅れの育苗が、大きな誤算の元であったのかも知れない。
 
 7/11 最後の定植の苗も1ヶ月後には強い日射にも耐える生育を始める。


高温、渇水対策に敷き藁。一番幼い苗で花が見れるかどうかぎりぎりである。
 6/20 定植苗、遅れた生育を取り戻し蕾を持つ枝も出てくる


 8/10には開花、彼岸前後には他の苗も追いつく事であろう。


 昨年の秋苗である。5月中旬には開花、そろそろ花芽が終わる。結実を待つ。

 8月下旬には紫根収穫を予定。
 紫根収穫後には秋苗の定植時期になる。彼岸前には苗が必要となる。


 昨年の残り種から秋苗の育苗の準備を急ぐ事になる。
 発芽プロセス、洗い種の過程で水中で発根の兆しの種を確認する。


   「せまきにわ  なえはなたねと そろいぶみ」
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苗床の発芽(続)

2017-07-24 19:24:15 | 紫草の栽培
「苗床からの発芽が細々と続いてる」
春先に発芽を試みた苗床である。気温35℃が続くとカラカラに干上がってしまう。しかし、雨が続くと発芽出来ずに残された種がポツポツと発芽して来る。

春先の2月に多くの種が発芽したのだが、何故共に発芽できなかったのだろうか。何故今なのか、解らない?


早めに育苗ポットに移してやる。日を置くと根が長くなり、痛める心配がある。根の長さは、頃合いと見て良いだろう。

7月2日に始まって、一時中断して再度の発芽である。生育は早く、このポットの苗は既に定植してしまった。
考えて見るとポットでの育苗の意味も不必要な気がする。苗床とは言え、露地で発芽したのと同じ気象条件である。筒型栽培装置に定植をしてしまう。


「おくれても 💬 めをだすなえに 💬 したがいし」

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