「2018.紫根の生育結果を調べる」
紫根の収穫作業は初霜が来てからと決めているが・・・。
どうも生育結果が気になる。土の様子を含め数本掘り出して見る事にする。
特に気になるのは、初めての栽培である東隣の畑である。
高い畝を作ったのだが苗数に合わせ急遽、幅を広げた記憶がある。
7〜8月の日照りと水不足の影響も心配であった。
畝のムラサキにスコップを入れるが土が固くて使えない。
石かと思ったが周囲、どこも固い。
石もあったが耕作してない層に根が伸びている様である。
畝幅を広げたので、切り返した畝の土は、浅い畝となったのである。
またこの状況は、7〜8月の日照りと水不足の状況と同じ状態と思われる。
紫根の収穫は、この層が水分を含む時期を待つ必要がある。
赤い根を見て、まず何より安堵する。この色がなければ染料にならない。
スコップが使えなければツルハシに頼るより他ない。
大きな石かと思ったが水分を失った粘土層であった。
紫根が大きな土塊を抱えている。棒で叩き、土塊を崩して紫根を取り出す。
この畑は初めての栽培なので、これを奇貨とするより他ない。
場所により紫根の生育状況が異なる。3態、共に貴重な収穫である。
土の神に手を合わせなくてはなるまい。
畝作りが、急こしらえである証も受け止めなくてはなるまい。
洗って、まずまずの生育と見て納得する。
早速に、2〜3cmのサイズにカットして乾燥させる。
乾燥させてからのカットは、固くて手に負えないからである。
紫根の太さは、染料としては5mm以下のサイズが使いやすい。
太いとグラム数は多いが、表皮の染料部分がそれ程多い訳ではない。
肉厚な部分に染料が吸収される分を考えるとお得とは言えない。
この選別は、謂わゆるクズ根で捨てる代物である。
しかし、染料を抽出して見るとかなり効果的な染料が出る。
経験上このサイズを細根として珍重している。
紫根の収穫時期は、11月中旬頃に先送りとなりそうである。
「つるはしの おもさにまさる いろえたり」
紫根の収穫作業は初霜が来てからと決めているが・・・。
どうも生育結果が気になる。土の様子を含め数本掘り出して見る事にする。
特に気になるのは、初めての栽培である東隣の畑である。
高い畝を作ったのだが苗数に合わせ急遽、幅を広げた記憶がある。
7〜8月の日照りと水不足の影響も心配であった。
畝のムラサキにスコップを入れるが土が固くて使えない。
石かと思ったが周囲、どこも固い。
石もあったが耕作してない層に根が伸びている様である。
畝幅を広げたので、切り返した畝の土は、浅い畝となったのである。
またこの状況は、7〜8月の日照りと水不足の状況と同じ状態と思われる。
紫根の収穫は、この層が水分を含む時期を待つ必要がある。
赤い根を見て、まず何より安堵する。この色がなければ染料にならない。
スコップが使えなければツルハシに頼るより他ない。
大きな石かと思ったが水分を失った粘土層であった。
紫根が大きな土塊を抱えている。棒で叩き、土塊を崩して紫根を取り出す。
この畑は初めての栽培なので、これを奇貨とするより他ない。
場所により紫根の生育状況が異なる。3態、共に貴重な収穫である。
土の神に手を合わせなくてはなるまい。
畝作りが、急こしらえである証も受け止めなくてはなるまい。
洗って、まずまずの生育と見て納得する。
早速に、2〜3cmのサイズにカットして乾燥させる。
乾燥させてからのカットは、固くて手に負えないからである。
紫根の太さは、染料としては5mm以下のサイズが使いやすい。
太いとグラム数は多いが、表皮の染料部分がそれ程多い訳ではない。
肉厚な部分に染料が吸収される分を考えるとお得とは言えない。
この選別は、謂わゆるクズ根で捨てる代物である。
しかし、染料を抽出して見るとかなり効果的な染料が出る。
経験上このサイズを細根として珍重している。
紫根の収穫時期は、11月中旬頃に先送りとなりそうである。
「つるはしの おもさにまさる いろえたり」