紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2025日本ムラサキ如月の苗

2025-02-01 19:28:21 | 日本ムラサキ栽培
「比較的暖冬気味の睦月1月が過ぎ、厳寒の2月に入った」
2月は逃げると言われているので、厳寒の日々もあっと言う間に終えるかも知れない。

室内にて育苗中苗の世話に、明け暮れている。昨年11/19に発芽した秋苗である。

室内気温は20°C、本場は既に7〜8枚、苗の形状はや々ロゼット状。

1/25発芽の苗、発根の根がしっかり培土を捕える事が出来なかったのだろうか。
根本が地上部より高く伸び過ぎである。培土を追加して平常の高さにしてやる。


発根種をポットに埋めてやるので、発芽は確かなのだが根が伸び過ぎると
こんな発芽状態も出てくる。


育苗中の苗を販売します。セット販売で1セット3ポット(1ポット¥500)❣️
11/19発芽苗、育苗期間2ヶ月半の秋苗。本葉7〜8 枚 定植に充分、自作パッケージ入り ゆうパックにて送付❣️


パッケージの仕切りを引き上げるとポットを取り出し易くなっています。
本葉3〜4枚 1セット3ポット(1ポット ¥300)❣️

https://kitasinanop.base.shop/
上記ショップサイトにてご購入できます。栽培方法は商品説明をご覧ください。

   「なえそだて おいゆくひびを いそがしく」
「なえそだち くきのさきには しろきはな」

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2025日本ムラサキの発根・発芽(続)

2025-01-25 16:12:37 | 日本ムラサキ栽培
「順調だった発根がストップ。はてな?」
17粒が発根、ポットに移動して発芽を待っている。
既に双葉を広げた苗もある。肝心な発根セットに動きがない事に気付いた。
毎朝に蓋を開いて2〜3粒の発根を確認していたが・・暫く、その動きがストップして気になった。


思い当たるのは、発芽処理の期間と方法である。1週間の水浸けは、短か過ぎた。
乾燥する部屋で、密封してないビニール袋では無理だった様だ。


35粒を回収。数粒、少し種子が傷んでいる様にも見えるが・・・
小さなチャク付きビニール袋に入れ、水を少々入れる。


空気を抜いて、氷温水のケースに収める。他の低温処理中の袋と一緒になる。
原点に戻った発芽処理である。


一方、紙コップから見つけ当てた発根種は、数日間 寝かせて根が更に伸びてから
ポットに移し発芽を待ったが・・・効果の程は不明で、即 ポットへと移す。
その結果が、別の二度手間となってしまった。1ポットから、2個の発芽❣️


双葉の開いた苗を残して、帽子を載せた発芽苗を抜いて別のポットへ移植。
作業中”キメテ”の帽子が落ちたが、楊枝で掬い被せて・・・ゴメンナと❣️


厄介な作業であった。根がまだ短い方(2cm程)を抜いたので、何とか無事に終了❣️

トレイに戻すと、更にもう1ポットが同じ2個が発芽‼️これには参った‼️
既に発根種を埋めた場所に数日後、新たな”宝物”を隠したのだった❣️

  「たからもの かくしばしょも おなじとこ」
  「よろこんで はつがたのしみ おきばなし」

 

  
  
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2025日本ムラサキの発根・発芽

2025-01-18 19:37:22 | 日本ムラサキ栽培
「不明な種子が・・・順調な発根状況である」
机上にありながら、その後の整理を忘れてた。大事な種かどうかも不明❓
紙コップ内ビニール袋2個❓選別後の種子だが・・・❓
別扱い種子❓年齢を重ねると 屡々こんな事が多くなる。
悩み事の一つである。片付け・整理が何故か面倒になる。
発芽させて見れば、その経緯で大事な種かどうかは判明する。52粒を取り出す。


1/4〜1/10まで発芽処理としてビーカーにて水浸け1週間‼️
その後、簡易フードパックにて、発根を待つ。1/8, 5日目に1粒が早々に発根❣️
翌日また1粒が発根・・・順調で大切な種子であった❣️


今朝までに7粒が発根❣️今後も日を追って発根が続くと思われる。
不明な種子は選別を終了して、2個のビニール袋に納めて安心してしまった様だ。

紙コップの発根種対応で忘れた様だ。”宝物”探しに興味が入ってしまったのも原因❣️


相変わらずに紙コップからの発根が続く。そろそろ終了としたい。

少し間を置いた故か、紙コップ内からの発根が多い。一度に13粒❣️
即、ポット培土へ移さずに、フードパックにて数日間 寝かせてからポットへ伏せる事にした。


これが発根の最終的な形態である。根の先端部に繊毛が出る。
これは種子全体を固定化する役目を持ち、先端部が根の伸長を補助し、
根は3cmを超えると複数の根が生育して双葉から本葉の生育となる。

  「あんどして あるをわすれて これなんだ」
  「そのうちに われをわすれて ここどこだ」



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日本ムラサキ・宝物探し

2025-01-11 19:42:48 | 日本ムラサキ栽培
「発根種子(宝物)を紙コップ内から発見」
3日置きに紙コップを覗き、3cm程の厚さの種子を掘り起こしてみている。
種子の先の白い点が目安だ。中には白い根が5mm程出ていたり既に赤い根が見えたりする。
黄色い円内の発根種は、正に掘り当てた”宝物”の感があった。


この紙コップについては、2024/12/2の記事にて説明している。種子選別の際に除外した物である。
多くは、浮種検査の際にスプーンで掬い上げて、この紙コップに投入した種子が主である。
後に、室内で時々見つけた種子も行き場も、このコップである。


1/5、これは点検を忘れて日にちを経ての発根種子である。種子は頃合いの場所にあった様だ。

取り出してみると、根の周囲に多くの種が付着している。図らずも根の生態観察を確認する❣️
これは発根が10mm 程伸長すると先端部近くに綿毛の様な繊毛が出て、周囲に附着して種子を固定する役目を持つと思われる。


既に発芽して双葉を開いている種子もあるが、根の先端部が黒く今後の生育は難しいかもしれない。矢印の根の先端。

1/7 発根種数は12個と多かった。ポットの準備が出来ていない。迂闊だった。
寒空の下、雪予報だが薄陽が差し庭先でポットに培土を入れる。3°C の寒気の中での1時間の作業に良く耐えた❣️
”宝物”にしては、残念な結果もある。特に確認を忘れて日数を経た場合には、発芽して双葉を開いている。
掘り当てた”宝物”は様々だが、ポットの培土に移動して所を得た様子で発芽してくる。
”宝物”とは我田引水に過ぎず、拾い物に過ぎない。ポットで良く育っても当たり前の生育に変わりはない。

   「おもいこみ としをかさねて ついにぼけ」
   「としひとつ かさねただけで ぼけすすみ」




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2025・日本ムラサキ本葉の生態観察

2025-01-04 17:08:36 | 日本ムラサキ栽培
新年おめでとうございます。

「双葉から本葉が生育を始める苗の姿に魅せられて・・・新年を迎える」
固い殻に包まれた種子から発芽する姿も魅力的だが・・・本葉の生育は安堵感と律儀さに感服する。

12/30に発芽の兆しあり、新年に発芽。例によって紙コップからの種子である。

昨年12/14「発芽の生態観察」に掲載の❓マーク付きで先々を心配した苗である。
本葉は3枚が大きく生育し、律儀にも最初の本葉が生育してきたのには驚いた❣️(黄色の→矢印の先の葉)


双葉は引っ付きなのだが、本葉(1枚目)が急生育してきて生育差が気になるが・・・❓

本葉は4~5枚目が良好に生育中❣️双葉は引っ付きで伸びが無いが、前掲の発芽形態と同じ。

双葉の小さな発芽であったが、本葉は既に5枚目❓後から生育してきた本葉が大きくなり・・❓
その後、このアンバランスを矯正して生育するのだろうか❓


室内にて育苗中、室温は常時20°C。日差しは室内に入り、レースのカーテンにしないと30°C に達する。
個人机を3段に加工して窓際に設置。育苗中のポットは、時々日差しに対して反対向きにする。
向光性があり本葉が傾いて生育する。外気温は最高気温3〜5°C である。
種子選別で廃棄処分となり紙コップに纏めて、3cm程の量となっている。全量を水に浸けて放置、時々給水❣️


多くの種子は、この苗と同様にすこぶる堅調に生育中である。苗のバランスが良く差し渡し3cmに達する❣️
この紙コップ発根方法は偶然4〜5年前に発見❣️それ以来冬場には、その苗の育苗、既に100ポット。
冬越しが出来なかった苗の補充に役立つ❣️時々奇妙な生育形態を見るが・・・選別外の種子故であろうか❓

  「はいきたね めをだしそだち みかえす よ」
  「すえのよを みききするとは やそじの み」
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