紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2024日本ムラサキ・花壇にて(水無月)

2024-06-29 20:17:33 | 日記
「花壇の日本ムラサキ・茎立ち始まる❣️」
昨年より1ヶ月も早い定植の苗、漸く茎立ちとなった。
奇しくも先週末、夏至の日を迎えての茎立ちの姿となった。


茎立ちが近い事を知る、間も無く夏至を迎える。

雨の日の後、急速に茎の姿が明確になる。

夏至の日から数日後、太い茎に本葉が互生の姿となる。

各株は、日毎に伸長して重なり合った本葉を茎が持ち上げる。

夏至の日から1週間、ロゼット状に重なった葉を日々持ち上げて行く。
多くの方は、この様な生育状況を見ることは 無いだろうと思われる。
苗の発芽時期は1月❣️寒冷地での苗の生育は葉数を増やしても重なるのみである。
所謂、ロゼッタ状態となる。太い茎は今後の生育を秘めている。
昨年も夏至の日を境に、茎立ちを経験している。気温は昨年と異なり暖かな春であった。

従って定植も1ヶ月も早めた。それにも関わらず律儀に暦通りの茎立ちであった。
この植物は、どこにそうした”時計”を潜ませているのだろうか❓⁉️
これから先5ヶ月、日毎に生育をして1.3mまで伸張するのだが・・・。
草丈は抑える予定だったが・・・・どうしよう・・・⁉️

  「げしのひに あわせてのびる むらさきや」
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2024日本ムラサキ・野生地を探す(続)

2024-06-22 19:32:37 | 日記
「自生・日本ムラサキの確認に里山2箇所を訪ねる・・・❣️」
日本ムラサキの種子を野に放って、その後の様子を見に出掛けた。
前回5月下旬に発芽の確認をしてあるので、その後の生育状況の確認である。


倒木の根本、やや不安定な場所・写真黄色矢印の下 辺りにて発芽❣️

10個の生育苗を確認。このA 地点までは、急坂を登る大変さがある。

ほぼ中央の3個・本葉が4枚で重なり合っての生育である。

耕作放棄地のB 地点一隅での生育状況。中央からの発芽は無い。
周辺部に本葉4枚が生育中。土質が異なる故であろう、2本は葉の色・形態もやや異なる?


このB 地点には3〜4個のスポットに播種済みである。
このスポットも中心部には発芽は無く、9本の本葉4枚の苗を確認できた。
それぞれのスポットに多少の差はあるが、皆 発芽苗の生育を確認する。
発芽が混み合うのは、播種の際 種子を無造作に放って手を入れなかった故であろう。

 「ののくさと なりてわれよぶ むらさきや」
  「むだごとと しりつつたずね またたずね」
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2024日本ムラサキ栽培・水無月(続)

2024-06-15 16:19:02 | 日記
「鉢栽培の日本ムラサキの現状」
茎立ちは間近いか? 気を揉む遅々たる生育の日々・・! 

長らくロゼット状の本葉が立ち上がり始めた現状❣️

真上から。本葉も大きくなり枚数も11枚となる。深鉢で25cm。
生育の途中で手を入れ、仕立てて見たいのだが・・・?


こちらは底が浅い鉢で、生育が少しストップする。
培養土を少し差し替えた影響による。本葉数は10枚である。
あえて、底が深い鉢と浅い鉢にして仕立て方の工夫の余地を残したのだが・・・❓❓


苗床から発芽する苗がある。
5月に自生ムラサキとして野に播種した残り種子❣️


13個9cmポットにて育苗中。双葉に本葉2枚の苗である。
花壇のムラサキは肥料不足か、生育不良にて差し替え用となる。


この時節になれば庭先で育苗となるので、気楽な育苗管理となる。

当ブログのログインが厳しくなり・・・漸く開いて、投稿!
この先いつかは、幕を下ろす日が来るやってくると思っていたのだが・・・このままでは・・・
予告無く閉幕を迎えるかも知れ無い・・・・・‼️

永らくのお付き合いありがとうございました。 


「よこくなく とじるぶろぐに にをおろし」 
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2024日本ムラサキの栽培・水無月

2024-06-08 19:39:38 | 日記
「秋苗の開花」
花壇の日本ムラサキの生育は様々である。
春苗は茎立ちの様子も無く・・・。昨年は5/28の定植で茎立は夏至過ぎであった。
今年は 4/17 1ヶ月以上も早い定植だった❣️(気象条件の変化に対応して)


頂花2輪、下には既に結実も見える。草丈48cm。
昨年の根より新芽が出て生育が早かった1本。


分枝4本に結実あり、根元までの本葉の脇には
多数の分枝が生育を始める。


生育不良の秋苗も開花。肥料不足か?
成長する先端部の葉が丸まって開かない。草丈19cmで開花❣️


「閑話・・❓ 」

近くの河川、浅川の堰堤を散歩・・・。

途中で懐かしい草花に遭遇するも・・・。名前が思い出せない⁉️

花弁が黄変して萎む・・。香りの良い花だった❣️

対岸の石組みの堰堤にも見知った草❣️名前は・・⁉️
これも名前が出て来ない・・・。共に名前は良く知っていたのだが・・・?
町中に転居して、老化ボケは急速に進んだ様だ‼️
牧野植物図鑑で「スイカズラ(忍冬)」を再確認❣️
特徴的なもう一つは不明‼️手掛かり無し⁉️

翌日朝食後、食器を洗っていると「ビードロモウズイカ」と
不明な言葉が脳裏を掠める❣️何を意味する言葉か・・・⁉️
もしやと、ネットで「ビードロモウズイカ」を検索‼️1発でピッタリの画像が出てきた❣️
一晩寝ている間にも脳内では記憶を探し続けていたのだろうか❣️

  「たのむべき のうないそしき おいてなお」
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2024・日本ムラサキ栽培・花壇にて

2024-06-01 21:17:37 | 日記
「花壇・その後のムラサキ」
花壇の管理は忘れた訳では無いが、いや❓忘れていた‼️
とんでも無い状態に陥っていた‼️
大切なことを忘れていた様だ。苗の定植時に遡ってのミスに気付く‼️


苗が枯れ始めたのだが、気付いての対応が間違っていた。
枯れる理由は、強風と西日の乾燥かと思い遮光ネットをサイドに張る。
気温も25°C以上の日々が続いた故でもある。


黄色のマークの苗は同様な状態である。
定植では最も最後の苗で育ちも悪かったのだが・・・?


根元を掘り上げて、庭土を入れて肥料を添え元に戻す‼️

庭土は定植が始まる頃に篩って用意してあったが、使う事を忘れてしまった。
ボケはついに我が身となった様である。


この苗の生育力も気になる。それは全体を通じて共通している。
それは、花壇に入っている土は間砂土で、肥料をかなり入れなければならない筈であった‼️


定植の始めの苗は生育も良く、茎立ち間もない様に思われる。
これは定植時に肥料添えて各苗を定植していたのだが、2回目から忘れていた様だ


「つかうはず つかいわすれて ぼけをしる」
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