The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

レザムルーズ!レザムルーズ!!

2009-05-12 21:15:51 | ワイン
良くぞ一面の畑に、そのネーミングをしたものだ!と思います。

レザムルーズ!恋人達・・・
ビューティフルですよね・・・

紫波のブドウ畑に付けられますか?
(ワタクシでしたら付けたかも・・・)

まさにその名の通り、美しいワインでした!

まずは、アミオ・セルヴェルの03’のレザムルーズ!

03’のヴィンテージを投影する濃密なヴァイオレットの色合いです。
トップには好感の持てるミネラルと、紫の花の香気が心地よし!
チェリーのコンフィとラズベリーのジャミーなアローマには、
若さゆえのスパイス感のアクセント!
緻密で緩みの無いタンニンは、とても熟してシルクタッチ♪
フルーツは柔らかくも、納得のダイナミズムを体感できる・・・
正しくこれはエレガンス・タームのレザムルーズの見本のようでした。

キュイジーヌ中盤のミートローフ・ケイコ風との相性がバッチリ!

美味しくいただきました。

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アミオ・セルヴェルのエティケットは、同じシャンボール・ミュジニのエルヴェ・シゴーのものと似ています!
最近、シゴーの方がデザインを変えて一件落着!

もう一つアミオ・セルヴェルについてですが、ここのシャンボール・プルミエのデリエール・ラ・グランジュも見事なワイン!
レザムルーズほどの調和と完成度はありませんが、力感があり、マーチの先頭のトランペット隊のような快活さがあります!

05’デリエール・ラ・グランジュはここ↓





アンドレ・クルエ 1911

2009-05-12 06:58:40 | ワイン
シャンパーニュ地方のブージィ地区はピノ・ノワールの名産地との事です!
そのブージィ地区と、そこに隣接するアンボネイ地区のグラン・クリュの畑のみの、葡萄の実から造られたプレステージ・シャンパーニュ!

それが、今回のウェルカム・シャンパーニュのアンドレ・クルエ『1911』なんですね・・・

このシャンパーニュはNV扱いですが、90’を中心に、
89’91’の良質な葡萄による混醸です!

もちろん100%ピノ・ノワールのブラン・ド・ノワール!

まったりとした滋養の味わいに、濃密でニュアンスの多い風味!
爽やかさの中にも、心をひきつけるグリップが存在します!

『1911』は20世紀最大のシャンパーニュの当たり年!
それを冠したこのシャンパーニュ!

皆さんの心も動かされたでしょうか?

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業務連絡:今週末の5.16は『ワインとキュイジーヌの夕べ』開催です!
参加のワイン・ヒートはご油断なきように・・・

シャンパーニュにミュルソー、そして後半は魅惑のシャンボール・ミュジニが続きます!レザムルーズもでますです♪

では!