The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

世界経済とワインの価格

2010-03-06 07:30:26 | ライフ
3月になりましてプリムール(先物取引)の話題がチラホラ出てきているようです。



リーマンショック以前の空前のヴィンテージ2005年の値段高等ぶりには



ワタクシとしてはホトホト呆れ返ってしまいましたが、



それでもヨーロッパの貴族やフロリダのマフィア中心に、



ワインは飛ぶように売れたようです!



で、その後リーマン不況があって不整合なワインの価格乱高下の末



(2007年物はプリムール後2年ほどで価格が下がるという現象!)



2008年の前年対比半値というところまで価格下落がありまして



相対的な価格バランスで他の地方のワインまで下がるという情況が生まれました。



噂によれば2009年のボルドーは2005年に匹敵?するだけの良年とのことですが



この経済状況で2009年はどうなるのか?



ということが、末端のワインファンといたしましても気になる所ですよね・・・



ココに来てネガティヴな情報といたしましては、



香港や中国の需要高騰で先物業者の強気の発言なんですね・・・



これで2005年のようにぶり返されたら、



またまたボルドーのグランヴァンを飲めない時代が到来という事になるのでしょう!



ソレこそ消費者サイドではコマリンコ、オコリンコって事でしょう。